「日本行きは馬鹿げている」ハイチ代表FWが来日辞退! 一体なぜ?

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年10月04日

フランスU-17代表でワールドカップ出場も経験。

安定したパフォーマンスを披露し、カーンでは出場機会を得ているバジル。そんなアタッカーは来日を拒否した。 (C) Getty Images

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 残念ながらその勇姿を日本で見ることは叶わなくなった。リーグ・アンのカーンに所属するハイチ代表FWのエルベ・バジルが、10月10日に日産スタジアムで開催される日本代表戦に向けたメンバー招集を辞退したことを、フランス・メディア『Ouest france』のインタビューで明らかにしている。
 
 現在27歳のバジルは、ハイチ生まれのフランス育ち。ユース時代にはフランス代表の一員として戦い、2007年に韓国で開催されたU-17ワールドカップではママドゥ・サコ(現クリスタル・パレス)やヤン・エムビラ(現ルビン・カザン)などとともに戦った。その後、ハイチ代表入りを決め、2013年には初招集されていた(これまでキャップはなし)。
 
 クラブレベルでは2014年夏からカーンに所属し、加入4年目の今シーズンはリーグ・アン8試合中6試合に出場するなど必要な戦力となっている。
 
 そんな注目のハイチ代表アタッカーは、Ouest franceの取材に対して、日本戦に向けた代表招集を蹴ったことを明かしている。
 
「何度も自分自身に尋ねた。僕は本当に母国の代表のために何かをしたいと思っているよ。でも、現実を見てほしい。アジアとは相当な時差があるし、今回は親善試合だ」
 
 バジルがこう語るのには理由がある。というのも、彼は過去2シーズンに渡って、鼠蹊部やハムストリングの怪我に悩まされ、満足にプレーができないでいたのだ。この時期のことを「身体的にも、精神的にも、辛く厳しい時期だった」と振り返っている。
 
 フランスと日本までの移動を考えれば、身体に及ぶ影響は計り知れない。何よりもボディーケアに気を遣う当人もそれを理解したうえで、決断に至った
 
「僕にもカーンにも、これからかなり忙しいスケジュールが待っている。僕にとって賢明な選択は、この招集を断り、クラブに集中することだった。これは知性の問題さ。僕はこの2年間、怪我に苦しんできた。フランスに残ればフィジカル的に良い状態を保つことができる。日本への長旅で状態を悪くさせるのは馬鹿げているよ」
 
 なお、期待のFWの離脱を受けたハイチ代表は、代替としてジミー・サノン(オタワ・フューリー/カナダ)を招集したことを発表している。

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