継承される鹿島の伝統芸!CB植田直通が決めた「劇的決勝点」の舞台裏

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2017年09月24日

2位・川崎との勝点差を8に広げたが、「油断していたら足をすくわれる」と気を引き締める。

植田は、数々のタイトル獲得に貢献した秋田氏や岩政氏(写真)のようなCBになれるのか。(C)SOCCER DIGEST

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 タイトル獲得に貢献し、海外に飛び立っていった内田篤人、大迫勇也、柴崎岳も同じことを口にしていた。「なぜこのクラブだけが勝てるのか。それを知りたい」と門を叩き、「良いプレーと勝つプレーは違うことが分かった。勝つための判断、プレーがある」と言って海を渡った。植田もまた、しかりである。
 
 5連勝で2位・川崎との勝点差を8に広げた。残り試合数(7試合)を、勝点差が上回り、独走状態となった。「この状況に満足している選手はひとりもいない。油断していたら足をすくわれる。全部勝ちたい」と植田は気を引き締めた。
 
 2001年チャンピオンシップ磐田戦の第1戦で退場者を出し、2点を追う展開でセットプレーからゴールをこじ開けた秋田豊。2008年の33節・磐田戦、後半アディショナルタイムのラスト1プレーで増田誓志の左CKから決めた岩政大樹。リーグ連覇の呼び水となった先人ふたりのように、植田の得点も3度目の連覇をたぐり寄せるゴールとなるだろうか。

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