サウジ戦の出来では本田を起用するポジションがない。
それにしても、この2戦を通して感じたのは、やはりサッカーはメンタルのスポーツだということ。日本はオーストラリア戦では、球際で付け入る隙を与えない守備を見せて勝利への執念を感じさせたけど、サウジアラビア戦では逆にそういう部分で相手が上回った。
長谷部や香川など、何人かの選手は怪我を抱えていたわけだから、もちろん無理をする必要はなかったのだけど、出場が決まった以上、怪我が怖いのはやはり出ている選手も同じだろう。「消化試合」という雰囲気は多少なりとも生まれてくる。
日本はオーストラリア戦でワールドカップ出場という大命題にしっかりと答えを出していたわけだから、サウジアラビア戦はモチベーションという面では、やはり難しい状況だったと言わざるを得ない。
ともかく本大会の出場が決まったわけだが、一方で今後は登録メンバー入りを懸けた競争が熾烈になってくる。各ポジションの争いが見どころになってくるが、気になるのはサウジ戦でまったく良いところのなかった本田だ。
従来の右ウイングで先発したものの、縦に速い攻撃を機能させたわけでもなく、周囲と連動して相手の守備を崩したわけでもなかった。このポジションには、浅野がオーストラリア戦で抜群の働きを見せているし、今は少し調子を落としているが久保や、今回は出場できなかったがドイツで好調の武藤もいる。
以前務めていた1トップにも大迫という確固たる軸ができたし、杉本という新戦力も出てきた。とくに、サウジ戦では前線でなかなかボールが収まらない場面が目についただけに、大迫の存在はなおさら大きくなったようにも見えるよ。
そうなると、サウジ戦のような出来では、本田を起用できるポジションがなくなってしまう。本人も相当の危機感を抱いているようだけど、現状のままではロシアでの活躍は望めない。もちろん、本大会のメンバーは来年の5月に決まるわけだから、時間は十分にある。同じくサウジ戦でポジティブな印象を残せなかった岡崎とともに、ベテランたちが今後どう巻き返してくるのか見てみたいね。
長谷部や香川など、何人かの選手は怪我を抱えていたわけだから、もちろん無理をする必要はなかったのだけど、出場が決まった以上、怪我が怖いのはやはり出ている選手も同じだろう。「消化試合」という雰囲気は多少なりとも生まれてくる。
日本はオーストラリア戦でワールドカップ出場という大命題にしっかりと答えを出していたわけだから、サウジアラビア戦はモチベーションという面では、やはり難しい状況だったと言わざるを得ない。
ともかく本大会の出場が決まったわけだが、一方で今後は登録メンバー入りを懸けた競争が熾烈になってくる。各ポジションの争いが見どころになってくるが、気になるのはサウジ戦でまったく良いところのなかった本田だ。
従来の右ウイングで先発したものの、縦に速い攻撃を機能させたわけでもなく、周囲と連動して相手の守備を崩したわけでもなかった。このポジションには、浅野がオーストラリア戦で抜群の働きを見せているし、今は少し調子を落としているが久保や、今回は出場できなかったがドイツで好調の武藤もいる。
以前務めていた1トップにも大迫という確固たる軸ができたし、杉本という新戦力も出てきた。とくに、サウジ戦では前線でなかなかボールが収まらない場面が目についただけに、大迫の存在はなおさら大きくなったようにも見えるよ。
そうなると、サウジ戦のような出来では、本田を起用できるポジションがなくなってしまう。本人も相当の危機感を抱いているようだけど、現状のままではロシアでの活躍は望めない。もちろん、本大会のメンバーは来年の5月に決まるわけだから、時間は十分にある。同じくサウジ戦でポジティブな印象を残せなかった岡崎とともに、ベテランたちが今後どう巻き返してくるのか見てみたいね。