なぜ宇佐美貴史はデュッセルドルフを選んだ? デビュー戦でいきなり日本人対決も

カテゴリ:海外日本人

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年08月31日

指揮官は高原や稲本を指導したドイツ人。

フンケルは、かつて高原(右)や稲本を指導するなど日本人にとっても馴染み深い指揮官だ。 (C) Getty Images

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 63歳のドイツ人指揮官は、実は日本との馴染みが深い。2004年から09年にかけてフランクフルトを指揮した際には、高原直泰と稲本潤一を指導。さらに2010年5月から2011年9月まで着任していたボーフムではチョン・テセを重用した。
 
 指揮官は宇佐美を「25歳という若さで、すでに日本とドイツで200試合以上に出場している経験を持っている」と評する。その一方で、「できるだけ早くピッチに立ちたい」と語る宇佐美の想いとは裏腹に、「継続的に出られるようになるまでに、少し時間を与えたい」と早急な起用には慎重な構えだ。
 
 ちなみにデュッセルドルフは、代表ウイーク明けの9月10日(第5節)にウニオン・ベルリンと戦う。先日、日本代表DF内田篤人が移籍したばかりのチームだ。両人の出場が叶えば、いきなり日本人同士のマッチアップが拝めるが……。現実味が乏しいだろうか。
 
 ブンデスリーガ2部には宇佐美と内田のほか、3選手がプレーしている。インゴルシュタットの関根貴大と渡辺凌磨、さらに宇佐美と同じプラチナ世代の一人である宮市亮がザンクトパウリに所属(現在は長期欠場中)。1部ほどではないせよ、目が離せない大所帯となってきた。
 
 はたして、“浪速のドリブラー”宇佐美貴史は新天地で復調を遂げるのか。奮迅の活躍を期待したい。
 
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