かつて柏がタイトルを獲得した時には“9番”を背負ったエースの存在があった。
新加入のキム・ボギョンがもたらす攻撃のアクセントは、柏に新たなる武器になりつつあるが、「クリスが前でディフェンダーを引っ張ってくれるのでスペースができる。自分はトップ下のプレーがしやすい」と、キム・ボギョンも円滑な攻撃が実現できている理由にクリスティアーノの存在を挙げた。
したがってG大阪戦では背後を狙うだけのカウンター一辺倒に終始することなく、長短のパスを織り交ぜる効果的な攻撃が可能となった。前線の連係によってG大阪の守備を崩す場面も見られた。
キム・ボギョンの加入や、怪我で出遅れたハモン・ロペスとユン・ソギョンの復調もあって、柏の外国籍選手の4つの枠をめぐる争いは激しさを増している。G大阪戦では昨季12得点のディエゴ・オリヴェイラですらメンバー外という状況だった。しかしその5人の外国籍選手の中でもクリスティアーノは絶対的な存在だ。個人で局面を打開でき、チーム戦術の幅を広げ、なおかつ守備も献身的にこなせるからだ。
かつて柏がタイトルを獲得した時、北嶋秀朗、工藤壮人という「9番」を背負った“エース”の存在があった。リーグ戦は残り11試合。柏が6年ぶりのタイトルを手にするために、クリスティアーノの爆発は絶対に欠かせない。
取材・文:鈴木 潤(フリージャーナリスト)
したがってG大阪戦では背後を狙うだけのカウンター一辺倒に終始することなく、長短のパスを織り交ぜる効果的な攻撃が可能となった。前線の連係によってG大阪の守備を崩す場面も見られた。
キム・ボギョンの加入や、怪我で出遅れたハモン・ロペスとユン・ソギョンの復調もあって、柏の外国籍選手の4つの枠をめぐる争いは激しさを増している。G大阪戦では昨季12得点のディエゴ・オリヴェイラですらメンバー外という状況だった。しかしその5人の外国籍選手の中でもクリスティアーノは絶対的な存在だ。個人で局面を打開でき、チーム戦術の幅を広げ、なおかつ守備も献身的にこなせるからだ。
かつて柏がタイトルを獲得した時、北嶋秀朗、工藤壮人という「9番」を背負った“エース”の存在があった。リーグ戦は残り11試合。柏が6年ぶりのタイトルを手にするために、クリスティアーノの爆発は絶対に欠かせない。
取材・文:鈴木 潤(フリージャーナリスト)