「コウチーニョがインテルで苦しんでいたことを覚えているはずだ。我々はチャンスを与え、彼という選手を育て上げた。彼にできるのは、クラブにもう1年を与えることだ」
リバプールはかつて、アーセナルに誘われたウルグアイ代表FWのルイス・スアレスを引き留めたことがある。スアレスは1年後にバルセロナに移籍した。だが、ジェラードはコウチーニョのケースとの違いを指摘している。
「コウチーニョは1月に5年契約を結び、チームの稼ぎ頭となった。そして自分が本当に幸せだと言っていた。なのにバルセロナからオファーがきた途端に移籍志願だ。ファンがフラストレーションを感じるのは理解できる」
ジェラードは最終的にコウチーニョが残留すると予想した。レジェンドの言葉に、背番号10を纏う25歳は何を思うだろうか。
