今年のチームは前線からのディフェンスも大事。全員で走り切りたい。
――今季の初ゴールは7節のG大阪戦と、少し時間がかかりました。焦りはありましたか?
「うーん、開幕3戦でチームが勝てなかった時のほうが焦りましたね。ただ、FWとして危機感は常に抱いています。点を取った試合の後でも、次の試合は取れないんじゃないかと不安になりますし、それはどんなに好調な時でも変わりません。当たり前ですが、J2と比べてJ1のDFのレベルは高いですし、1試合1試合が勝負だと考えています」
――昨季は左サイドハーフや2シャドーの一角で起用されることが多かったですが、今季はユン・ジョンファン監督の下で、CFに固定されています。
「サイドでは前を向いて仕掛けられるので、やりやすかったです。自分の持ち味を出せましたし、J1でも通用するのか楽しみもありました。ただ、今年は監督がCFで起用してくれた。元々は一番前をやっていたし、抵抗はありませんでしたが、去年と求められる仕事がまったく違うので、頭を整理するのに少し時間がかかりました。後ろに下がりすぎてもダメですし、最前線で身体を張るプレーも大事になります。最初の2、3試合はいろいろ考えすぎて、手応えを得られませんでした」
――そうした状況で、7節のG大阪との〝大阪ダービー〞(△2-2)では今季初ゴールを含む2得点を決めました。あの試合をキッカケに調子が上向きました。
「ただ、あの試合ではチャンスがありながら外してしまって……。自分が3点、4点と決めていれば勝てていたので、めちゃくちゃ悔しかったです」
――CFとして一番意識しているのは?
「まずは、当たり前ですがゴール。味方を一番楽にさせてあげられるのは得点ですからね。ただ、状況によって(トップ下の山村)和也くんと2トップ気味になることが多いので、ボールをキープしてチームのために時間を作ることも考えています。それと、今年のチームでは守備も大事です。前の選手がどれだけパスコースを限定できるかで、後ろの選手の動き方が変わりますから」
――ユン・ジョンファン体制になってチームの走力と守備意識は格段に上がりました。始動時は3部練習もこなしましたね。
「開幕前はどれだけ走り込めるかが大切ですからね。辛いトレーニングが1年の出来につながると信じて頑張りました。シーズンが始まってからは3部練習はないですが、良いトレーニングを積めています。今季のチームの強みは『走り切る』スタイルを全員で体現できているところです。
途中出場の選手も結果を残していますし、ルヴァンカップでは、リーグ戦で出場機会に恵まれていない選手が活躍しています。信頼できるチームメイトが後ろに控えてくれているからこそ、レギュラーの選手は体力をセーブせずに、試合開始から全力で走れるんです」
――ユン・ジョンファン監督は「巧い選手が走れるようになったら強くなる」と話していましたが、その通りになりましたね。
「監督はいつも『相手より走れ』『相手に負けるな』と強調しています。それを実践できているから、勝ち星を重ねられているんだと思います。ただ、もっとできるはず。夏場は厳しいかもしれませんが、チーム全員で乗り越えたいです」
「うーん、開幕3戦でチームが勝てなかった時のほうが焦りましたね。ただ、FWとして危機感は常に抱いています。点を取った試合の後でも、次の試合は取れないんじゃないかと不安になりますし、それはどんなに好調な時でも変わりません。当たり前ですが、J2と比べてJ1のDFのレベルは高いですし、1試合1試合が勝負だと考えています」
――昨季は左サイドハーフや2シャドーの一角で起用されることが多かったですが、今季はユン・ジョンファン監督の下で、CFに固定されています。
「サイドでは前を向いて仕掛けられるので、やりやすかったです。自分の持ち味を出せましたし、J1でも通用するのか楽しみもありました。ただ、今年は監督がCFで起用してくれた。元々は一番前をやっていたし、抵抗はありませんでしたが、去年と求められる仕事がまったく違うので、頭を整理するのに少し時間がかかりました。後ろに下がりすぎてもダメですし、最前線で身体を張るプレーも大事になります。最初の2、3試合はいろいろ考えすぎて、手応えを得られませんでした」
――そうした状況で、7節のG大阪との〝大阪ダービー〞(△2-2)では今季初ゴールを含む2得点を決めました。あの試合をキッカケに調子が上向きました。
「ただ、あの試合ではチャンスがありながら外してしまって……。自分が3点、4点と決めていれば勝てていたので、めちゃくちゃ悔しかったです」
――CFとして一番意識しているのは?
「まずは、当たり前ですがゴール。味方を一番楽にさせてあげられるのは得点ですからね。ただ、状況によって(トップ下の山村)和也くんと2トップ気味になることが多いので、ボールをキープしてチームのために時間を作ることも考えています。それと、今年のチームでは守備も大事です。前の選手がどれだけパスコースを限定できるかで、後ろの選手の動き方が変わりますから」
――ユン・ジョンファン体制になってチームの走力と守備意識は格段に上がりました。始動時は3部練習もこなしましたね。
「開幕前はどれだけ走り込めるかが大切ですからね。辛いトレーニングが1年の出来につながると信じて頑張りました。シーズンが始まってからは3部練習はないですが、良いトレーニングを積めています。今季のチームの強みは『走り切る』スタイルを全員で体現できているところです。
途中出場の選手も結果を残していますし、ルヴァンカップでは、リーグ戦で出場機会に恵まれていない選手が活躍しています。信頼できるチームメイトが後ろに控えてくれているからこそ、レギュラーの選手は体力をセーブせずに、試合開始から全力で走れるんです」
――ユン・ジョンファン監督は「巧い選手が走れるようになったら強くなる」と話していましたが、その通りになりましたね。
「監督はいつも『相手より走れ』『相手に負けるな』と強調しています。それを実践できているから、勝ち星を重ねられているんだと思います。ただ、もっとできるはず。夏場は厳しいかもしれませんが、チーム全員で乗り越えたいです」