【総体】"静学"撃破は番狂わせじゃない!8強入りした旭川実の攻撃力は要チェックだ

カテゴリ:高校・ユース・その他

森田将義

2017年07月31日

先制点の西村は「相手が静岡学園でもビビらなかった」と胸を張る。

途中出場の金野がトドメの3点目を沈めた。写真:森田将義

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 加えて、今季は1月から4月にかけて静岡などで行なわれる育成リーグの「ジャパンユーススーパーリーグ」にも参戦。前橋育英や富山一などと対戦したことで、「これまでは春までの試合数が少なく、選手の見極めができずにチーム作りが7月までかかっていた。でも、今年は早いうちから試合を重ねることができたので、チーム強化のスパンが早くなった」(富居監督)。

 強豪と試合を重ねた経験は、選手の自信にもつながっており、西村は「遠征で道外のチームでやる機会が多いし、今年はやれる力がある選手ばかりなので、相手が静岡学園でもビビらなかった」と胸を張る。
 
「一昨年にベスト16で負けていたので、『自分たちでチームの歴史を変えよう』と話してきた。大きな一歩を踏み出せて嬉しい」。そう喜びを口にした中里ら選手に気の緩みは見られない。準々決勝でも攻撃的なスタイルを誇示し、さらなる高みへ近づく予感が漂う。
 
取材・文:森田将義(フリーライター)
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