Jリーガーから“課長補佐”となったチヨ。
[社会人、それぞれの一週間]
──今日もお仕事おつかれさまでした。それぞれ、平日はどんな感じで働いているのか、想像もつかないんですが、詳しく教えてください。
金古「(本庄第一高校の)監督である前に事務職員としての雇用だから、朝7:30くらいに出勤して、昼間は事務の仕事。土日は試合があるし、サッカー部は月曜日がお休みだけど、事務の仕事は休みじゃないから、実質休みはないです」
──ヒガシ(東福岡高校)の森重潤也監督も事務職ですよね。
金古「監督だけの契約という提案もいただいて。正直お給料もそっちのほうが良かった。でも、サッカーをやってる時間だけ来る監督って信用されないんじゃないかなって。自分が選手だったらどう思うかなと。とくにうちの高校は自分が着任する前にネガティブな事件があって、それまでの監督がいなくなっていた。選手も不安があった時期だったと思うんです。事務員なんで、サッカー部員がサッカー以外の時間に学校でどう過ごしているか、直接触れられることは少ないですけど、ずっと学校にいるというだけで選手にも安心してもらえるんじゃないかと。あとは、自分自身も社会人として欠けている部分を勉強できるし」
宮原「事務ってどんなことしてるの、具体的に」
金古「案内状を作ったりとか」
──学校に父兄の方が電話したら金古さんが出たりするわけですか?
金古「出ます出ます、ふつうに出ます」
──宮原さんが関東に仕事で来るということになって、今日の対談が実現しましたけど、具体的にどんなお仕事だったんですか?
宮原「Jリーグ主催の取り組みで。Jリーグ運営全体における下部組織の有り方に関して見直しをかけて、育成の中長期計画を作ってます。J1の18チームとベルマーレさんとうち(アビスパ福岡)の20チームの下部組織の責任者が、日産スタジアムにあるスポーツ医科学センターで4日間がっつり取り組むプログラムです」
金古「今はU-15の監督なんだよね?」
宮原「うん、今日の研修は”ヘッドオブコーチ”のほうの仕事」
金古「チームの育成全部のことってすごいね。コーチのなかには(古賀)誠史さんもいるんよね」
宮原「偉大な先輩だから敬語で話してますよ(笑)。U-15の監督の仕事でいうと、今は学校訪問の時期だから、もう1週間のルーティンスケジュールって感じじゃないよね」
金古「学校訪問までするんだ」
宮原「さっきの金古の話じゃないけど、うちのグラウンドではちゃんとしてても、学校では遅刻してないかとか、成績はどうかとか、進路も関わってくるから。三者面談もします」
千代反田「自分は、営業職なんで、ほんとは担当地域の外回りに直接行ってもいいんですが、毎朝できるだけ8時少し前に会社に行くようにしてます。アサヒビールの東京営業所ですから、営業の最前線。全国に営業所があるなかで東京に配属してもらって、チャンスをいただいている。平日は帰りが遅いことが多いです」
宮原「”課長補佐”ってどういうポジション?」
千代反田「課長から上になるともうマネジメントもできないといけない。でも僕の場合は入社した時の年齢でつけてもらってる役職にすぎません。部署は15人ほどですけど、この仕事では全員先輩だと思っています」
──今日もお仕事おつかれさまでした。それぞれ、平日はどんな感じで働いているのか、想像もつかないんですが、詳しく教えてください。
金古「(本庄第一高校の)監督である前に事務職員としての雇用だから、朝7:30くらいに出勤して、昼間は事務の仕事。土日は試合があるし、サッカー部は月曜日がお休みだけど、事務の仕事は休みじゃないから、実質休みはないです」
──ヒガシ(東福岡高校)の森重潤也監督も事務職ですよね。
金古「監督だけの契約という提案もいただいて。正直お給料もそっちのほうが良かった。でも、サッカーをやってる時間だけ来る監督って信用されないんじゃないかなって。自分が選手だったらどう思うかなと。とくにうちの高校は自分が着任する前にネガティブな事件があって、それまでの監督がいなくなっていた。選手も不安があった時期だったと思うんです。事務員なんで、サッカー部員がサッカー以外の時間に学校でどう過ごしているか、直接触れられることは少ないですけど、ずっと学校にいるというだけで選手にも安心してもらえるんじゃないかと。あとは、自分自身も社会人として欠けている部分を勉強できるし」
宮原「事務ってどんなことしてるの、具体的に」
金古「案内状を作ったりとか」
──学校に父兄の方が電話したら金古さんが出たりするわけですか?
金古「出ます出ます、ふつうに出ます」
──宮原さんが関東に仕事で来るということになって、今日の対談が実現しましたけど、具体的にどんなお仕事だったんですか?
宮原「Jリーグ主催の取り組みで。Jリーグ運営全体における下部組織の有り方に関して見直しをかけて、育成の中長期計画を作ってます。J1の18チームとベルマーレさんとうち(アビスパ福岡)の20チームの下部組織の責任者が、日産スタジアムにあるスポーツ医科学センターで4日間がっつり取り組むプログラムです」
金古「今はU-15の監督なんだよね?」
宮原「うん、今日の研修は”ヘッドオブコーチ”のほうの仕事」
金古「チームの育成全部のことってすごいね。コーチのなかには(古賀)誠史さんもいるんよね」
宮原「偉大な先輩だから敬語で話してますよ(笑)。U-15の監督の仕事でいうと、今は学校訪問の時期だから、もう1週間のルーティンスケジュールって感じじゃないよね」
金古「学校訪問までするんだ」
宮原「さっきの金古の話じゃないけど、うちのグラウンドではちゃんとしてても、学校では遅刻してないかとか、成績はどうかとか、進路も関わってくるから。三者面談もします」
千代反田「自分は、営業職なんで、ほんとは担当地域の外回りに直接行ってもいいんですが、毎朝できるだけ8時少し前に会社に行くようにしてます。アサヒビールの東京営業所ですから、営業の最前線。全国に営業所があるなかで東京に配属してもらって、チャンスをいただいている。平日は帰りが遅いことが多いです」
宮原「”課長補佐”ってどういうポジション?」
千代反田「課長から上になるともうマネジメントもできないといけない。でも僕の場合は入社した時の年齢でつけてもらってる役職にすぎません。部署は15人ほどですけど、この仕事では全員先輩だと思っています」