怪物が目白押し!「清宮世代」のフットボーラーを一挙紹介!

カテゴリ:ワールド

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2017年07月19日

バルサで活躍したオランダ人FWの息子も――。

クライファートの才能を引き継いだユスティン。父よりも100日ほど早い17歳と318日でプロ初ゴールを記録した。(C)Getty Images

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 アヤックスのマタイス・デリフトは、サール以上に注目を浴びているCBと言えるだろう。9歳からアヤックス一筋の生え抜きにして、オランダの年代別代表に選ばれ続けてきた、いわばエリート中のエリート。対人戦の強さとビルドアップ能力の高さを買われてトップチーム入りを果たすと、昨シーズンの後半戦にはレギュラーに定着した。
 
 その活躍が評価され、今年の3月にはオランダ代表史上最年少となる17歳で初キャップを刻んでいる。マンチェスター・ユナイテッドとのヨーロッパリーグ(EL)決勝でも先発するなど、着実に階段を上っている印象だ。
 
 ちなみに、トップデビューを飾った昨年9月のKNVBカップ(ウィレム戦)では、CKからプロ初ゴールを奪い、クラブ史上2番目に若い得点者となった。最年少記録を持っているのは、かつてレアル・マドリーやミランで活躍したクラレンス・セードルフだ。
 
 同じくアヤックスでトップデビューを飾ったのが、ユスティン・クライファート。そう、アヤックスやバルセロナでエースとしてゴールを量産したあのパトリック・クライファートの次男だ。顔は父親によく似ているが、プレースタイルは全く異なる。188センチの本格派ストライカーだったパトリックに対し、ユスティンは170センチの小柄なウイングだ。共通するのは柔らかいボールテクニックで、この点はまさに父親譲りと言える。
 
 ストライカーでは、ドルトムントのアレクサンデル・イサクとインテルのアンドレア・ピナモンティが出世頭だ。母国スウェーデンで「イブラヒモビッチ2世」として大きな期待を受けるイサクは、すでにA代表デビューも飾っている。190センチの大型CFで、足下の技術が高いのが魅力だ。先日の浦和レッズとの試合では、エースのピエール・エメリク・オーバメヤンに代わって後半から出場している。
 
 インテルの下部組織が生んだ「傑作」と評されるイタリアU-19代表のピナモンティは、昨年12月のELスパルタ・プラハ戦でトップデビュー。持ち前のゴール嗅覚を活かして得点を量産する点取り屋で、そのプレースタイルは主砲マウロ・イカルディと酷似している。
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