インターハイは厳しいゾーンに。蘇る1年前の苦い記憶。
予選決勝直後のプレミアリーグWESTこそヴィッセル神戸U-18戦に敗れたが、それ以降は福岡U-18戦を含めて3連勝と波に乗っている。だが、ここからが難関だ。
次節の相手は2位につける強豪、セレッソ大阪U-18。その先のインターハイ本大会は、厳しいゾーンに入った。1回戦で明徳義塾を下しても、2回戦の相手は昨季2冠王者の青森山田で、さらに3回戦では前橋育英とぶつかる可能性がある。ほかにも米子北や富山一、日章学園、京都橘という難敵が待ち構えているのだ。
福田の脳裏に、1年前の苦い記憶が蘇る。インターハイ3連覇を狙った東福岡は大会初戦(2回戦)で、初出場の伏兵・昌平に足をすくわれ、よもやの敗北を喫したのだ。
「去年、僕らは初戦で負けてしまった。昌平は全力で挑んできてやりにくかったし、したたかでもあった。相手が一歩先を行っていて、いま振り返ってみても負け試合でしたね。まるで走れなかったです。だからその反省を活かして、今年は走れるチームにしようと思い、取り組んできました。1回戦の明徳義塾戦をしっかりモノにして勢いをつけて、青森山田戦に臨みたい」
プレッシャーと戦い続ける男は、自信と決意を滲ませながら、まっすぐに前方を見据える。
「すべてをはね除けたい。もっともっと自分がチームを引っ張って、結果を残すことではね除けていきたい。もちろん10番もキャプテンも重たいけど、凄く楽しいんです」
今季もメインキャストの一角を担う東福岡。その先頭には、かくも頼もしきリーダーがいる。
取材・文:安藤隆人(サッカージャーナリスト)
次節の相手は2位につける強豪、セレッソ大阪U-18。その先のインターハイ本大会は、厳しいゾーンに入った。1回戦で明徳義塾を下しても、2回戦の相手は昨季2冠王者の青森山田で、さらに3回戦では前橋育英とぶつかる可能性がある。ほかにも米子北や富山一、日章学園、京都橘という難敵が待ち構えているのだ。
福田の脳裏に、1年前の苦い記憶が蘇る。インターハイ3連覇を狙った東福岡は大会初戦(2回戦)で、初出場の伏兵・昌平に足をすくわれ、よもやの敗北を喫したのだ。
「去年、僕らは初戦で負けてしまった。昌平は全力で挑んできてやりにくかったし、したたかでもあった。相手が一歩先を行っていて、いま振り返ってみても負け試合でしたね。まるで走れなかったです。だからその反省を活かして、今年は走れるチームにしようと思い、取り組んできました。1回戦の明徳義塾戦をしっかりモノにして勢いをつけて、青森山田戦に臨みたい」
プレッシャーと戦い続ける男は、自信と決意を滲ませながら、まっすぐに前方を見据える。
「すべてをはね除けたい。もっともっと自分がチームを引っ張って、結果を残すことではね除けていきたい。もちろん10番もキャプテンも重たいけど、凄く楽しいんです」
今季もメインキャストの一角を担う東福岡。その先頭には、かくも頼もしきリーダーがいる。
取材・文:安藤隆人(サッカージャーナリスト)