100%関税の新ルールで“爆買い”は終わる!? 世界注目の中国移籍市場が再オープン!

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2017年06月20日

「ターゲットはベテランに変わっていくのではないか」。

現役セレソンのパウリーニョ(8番)を擁する広州恒大も、いまやアジア屈指の強豪。クラブ単体での強化は順調だが、CSLの発展はかならずしも中国サッカーのレベルアップに繋がっていない。写真:田中研治

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 中国はサッカー好きで知られる習近平・国家主席のもと、国策の一環としてCSLの強化・発展に邁進してきたが、中国サッカーそのもののレベルアップには繋がっていない。A代表はワールドカップ・アジア最終予選を戦っているが、グループAで最下位に沈んでいる。その現状改善に対して、大ナタを振るった格好だ。
 
 欧州のメディアはCSLの動向に大きな関心を寄せており、とりわけウェイン・ルーニー(マンチェスター・U)やジエゴ・コスタ(チェルシー)の移籍が取り沙汰されているため、英国の大手が特集記事を組んでいる。
 
『スカイ・スポーツ』は「それでも資金が潤沢な彼らの攻勢は止まらないだろう」とし、『BBC Sport』は「今後はキャリアのピークにいる選手ではなく、ターゲットはルーニーやコスタのようなベテランに変わっていくのではないか」と予測した。これからは闇雲に移籍金を吊り上げるのではなく、報酬面での好条件提示に切り替え、交渉を進めるのではないかと見ている。
 
 レアル・マドリー退団が囁かれているクリスチアーノ・ロナウドの移籍金は2億ポンド(約280億円)とも言われる。中国クラブが獲得するためには、4億ポンドという天文学的なマネーが必要になる。
 
 にわかには信じられないが、それでも、本気でオファーを考えているクラブがあるという。
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