昨季J2で9位の失点数も… 今季はJ1で最少失点! C大阪の守備が激変したわけとは?

カテゴリ:Jリーグ

前田敏勝

2017年06月06日

キーワードは『犠牲心と献身性』。

今季新加入のCBヨニッチは、攻守両面でチームに大きく貢献。最終ラインに不可欠な存在だ。写真:川本 学

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 山下達也とともに最終ラインの中央を司るマテイ・ヨニッチは開幕前からの守備の変化を次のように感じ取っている。
「プレシーズンからずっと同じことを(監督から)指示されているなか、繰り返しの部分だったり、同じことを何回もやっているうちに、チームとしてオーガナイズができている」
 
 今季から指揮を執るユン・ジョンファン監督の組織的な守備をベースとする戦い方も、着実に浸透しているようだ。
 
「今、結果が出ているのは、全体が献身的に守備をやって、いい攻撃につながっているから。それを忘れずに、僕たちは(J1昇格)プレーオフから上がってきたチームなので、一戦一戦集中しながら、献身性を忘れずに戦っていきたい」
 山村和也もそう気を引き締めたように、ユン・ジョンファン監督が常に言う『犠牲心と献身性』というキーワードが、C大阪の強力な守備を支える柱。その継続こそ、C大阪の今後にも欠かせないものになる。
 
取材・文:前田敏勝(フリーライター)
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