戦術的にもメンタリティの面でも「前衛的」とも言える攻撃性が際立つ。
指揮官自身、就任会見では「今のベースをもとに、攻撃的なサッカーをやりたい」と新体制の方針を打ち出している。
初陣となった5月31日のルヴァンカップ7節・磐田戦(○2-1)でも、その意思は明確に表われていた。開始早々に大前元紀が退場処分を受けたものの、ポゼッションを諦めずにサイドから崩し切って先制。一度は追い付かれながらもラスト5分で攻撃的な4-2-3にシステムを変更し、再びサイドアタックから両ウイングの連係で決勝点をもぎ取った。戦術的な部分はもちろん、試合を進めていく上でのメンタリティの面でも、「前衛的」とも言える攻撃性が際立っている。
今後はJ1残留に向けてリーグ戦でひとつでも多くの勝点を目指していくことになるが、展開されるサッカーは残留争いに身を置く多くのチームのように手堅いものではなく、リスクを承知の上で前傾姿勢を貫く戦いになる可能性が高い。
その結果がどうなるかは神のみぞ知るところだが、異彩を放つ攻撃スタイルが話題を呼ぶことは間違いなさそうだ。
取材・文:片村光博(フリーライター)
初陣となった5月31日のルヴァンカップ7節・磐田戦(○2-1)でも、その意思は明確に表われていた。開始早々に大前元紀が退場処分を受けたものの、ポゼッションを諦めずにサイドから崩し切って先制。一度は追い付かれながらもラスト5分で攻撃的な4-2-3にシステムを変更し、再びサイドアタックから両ウイングの連係で決勝点をもぎ取った。戦術的な部分はもちろん、試合を進めていく上でのメンタリティの面でも、「前衛的」とも言える攻撃性が際立っている。
今後はJ1残留に向けてリーグ戦でひとつでも多くの勝点を目指していくことになるが、展開されるサッカーは残留争いに身を置く多くのチームのように手堅いものではなく、リスクを承知の上で前傾姿勢を貫く戦いになる可能性が高い。
その結果がどうなるかは神のみぞ知るところだが、異彩を放つ攻撃スタイルが話題を呼ぶことは間違いなさそうだ。
取材・文:片村光博(フリーライター)