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【U-20 グループリーグ総括】3試合で5失点。『アジア無失点』のメッキが剥がされ浮き彫りになった真の守備力

カテゴリ:日本代表

橋本啓(サッカーダイジェスト)

2017年05月29日

試合の入りは悪くても…。

内山監督は、冨安(5番)を「修正能力が高い」と評価。決勝トーナメントではどのようなパフォーマンスを見せてくれるか。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 こうした課題が浮き彫りになった一方で、例えば、南アフリカ戦の後半がそうだったように、尻上がりに調子を上げ対等に渡り合えた事実は評価できる。

 個人のスピード、対人戦での強さは、当然普段のリーグ戦で感じられない。その感覚は、実際に肌で体感してみるまで掴むことは難しく「試合の入りを気をつけようと毎試合、毎試合思ってはいますけど、なかなかそれも簡単なことではない」(冨安)のも確かだ。

 そうしたなかで、試合中に修正力を上手く利かせながら挽回して見せた経験値は自信につながるはずで、内山監督も「彼らの今後のサッカー人生で役に立つ」のは間違いない。実際、「こういう舞台でちょっとずつ成長できている」(原輝綺)と、選手たちの口から充実感が伝わってきているのはポジティブに捉えられるだろう。

 ベスト16で対戦するベネズエラは、縦へのスピードがあり、個の能力で脅威となるのは言うまでもない。それでも、「チャレンジャーとして失うものはなにもないというメンタリティで臨む」(冨安)ことで、また新たな可能性を見出したい。

取材・文:橋本 啓(サッカーダイジェスト編集部)
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