【セルジオ越後】トラブル続きのJリーグ。ACL参戦組の日程調整も改善してほしいね

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェスト編集部

2017年05月22日

各クラブとのコンセンサスは取れているのか。

リーガ・エスパニョーラとJリーグの提携が結ばれるかもしれないけど、スペインとタッグを組む必要性を見出せないね。(C)Getty Images

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 アントラーズは中国に、レッズは韓国に、フロンターレはタイに出向く。アジアの中では近い地域とはいえ、それでも負担がないわけではない。難しいアウェーゲームだけに、選手たちが万全のコンディションで戦えることを願うよ。
 
 事実、すでにアントラーズはレオ・シルバや遠藤、植田と主力選手に怪我人が相次いでいる。これでアジアの頂点を目指そうというのは、相当に困難なミッションだよ。

 また、Jリーグとスペインのリーガ・エスパニョーラが提携するかもしれないというニュースもあった。海外とのつながりは、これまでもクラブ単位でいくつもあるよね。なぜリーグとしてこうした動きに出るのか、そこがまず疑問だよ。

 まだ調整段階なのかもしれないけど、何を目的として、どういう内容で提携するのかも見えにくい。そもそも、各クラブがそれを求めているのか、コンセンサスは取れているのかという点も気になるよ。

 国内リーグでスペイン色を強めるなら、代表チームの強化もそれに沿ったものであれば理想的だけど、現実問題として無理だよね。以前、協会の田嶋会長は「日本代表とJリーグは両輪」なんてことも言っていたけど、果たして同じ方向に進もうとしているのかな。
 
 海外組が一番多いのはドイツのブンデスリーガだし、そもそも今のJリーグにスペイン人選手は何人いるのかな。提携の中身うんぬんより、スペインである必要性を見出せない。サッカー界が一枚岩になれていないんじゃないかという、このチグハグさは違和感でしかないね。
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