ホンジュラス戦を冷静に分析。1対1の感覚も掴めた。
結果は45分間プレーし、2失点を喫してしまったが、この2点はいずれもカウンターから完全にラインを破られての1対1のシーンで、止めるのは至難の業だった。だが、その2失点以外はブランクを感じさせない落ち着いたプレーを見せた。
「試合勘自体は今日プレーしてみて、悪くないと感じました。2失点しましたが、自分としては良いイメージを持ってU-20ワールドカップに臨めると思います」
試合後、小島は確かな手応えを得たことを口にした。そして、改めて2失点のシーンに言及すると、冷静に分析を続けた。
「2本とも相手に前に出られてしまった。そこは自分のコーチングのところで防ぐ必要があった。相手はどんどん前にパワーを持って出てくるので、切り替えのところは常にやっていかないといけないと感じました。1点目のシーンも僕がもっと我慢して、しっかりと面を作って対応していたら……。相手がちょっとトラップミスをして、ボールが前に流れた分、僕が飛び込みたくなる気持ちが出てしまった。でも、間合いの詰め方も間違いなく今日の試合で掴めたので、あとは止めるだけです」
この言葉で小島は本大会に間に合うという確信が持てた。失点はしたが、その失点の原因、自分の対応を振り返り反省できているのは、それだけ冷静にプレーできている証拠。本番に向けて、しっかり照準を合わせて来たことを窺わせた。
「世界で勝つためには、ピンチの数を減らさないといけないと思います。あとは、やっぱり最終予選と違って、U-20ワールドカップに出る国はどこも攻撃力が高いので、1対1になる場面は、間違いなく最終予選より多くなる。そこは自分の力で守って、ピンチをチャンスに変えられるくらいの力を出せたらなと思います」
守護神に焦りはない。5月21日の南アフリカとの開幕戦、もし小島がゴールマウスの前に立つことになっても、不安に思うことはないだろう。
取材・文:安藤隆人(サッカージャーナリスト)
「試合勘自体は今日プレーしてみて、悪くないと感じました。2失点しましたが、自分としては良いイメージを持ってU-20ワールドカップに臨めると思います」
試合後、小島は確かな手応えを得たことを口にした。そして、改めて2失点のシーンに言及すると、冷静に分析を続けた。
「2本とも相手に前に出られてしまった。そこは自分のコーチングのところで防ぐ必要があった。相手はどんどん前にパワーを持って出てくるので、切り替えのところは常にやっていかないといけないと感じました。1点目のシーンも僕がもっと我慢して、しっかりと面を作って対応していたら……。相手がちょっとトラップミスをして、ボールが前に流れた分、僕が飛び込みたくなる気持ちが出てしまった。でも、間合いの詰め方も間違いなく今日の試合で掴めたので、あとは止めるだけです」
この言葉で小島は本大会に間に合うという確信が持てた。失点はしたが、その失点の原因、自分の対応を振り返り反省できているのは、それだけ冷静にプレーできている証拠。本番に向けて、しっかり照準を合わせて来たことを窺わせた。
「世界で勝つためには、ピンチの数を減らさないといけないと思います。あとは、やっぱり最終予選と違って、U-20ワールドカップに出る国はどこも攻撃力が高いので、1対1になる場面は、間違いなく最終予選より多くなる。そこは自分の力で守って、ピンチをチャンスに変えられるくらいの力を出せたらなと思います」
守護神に焦りはない。5月21日の南アフリカとの開幕戦、もし小島がゴールマウスの前に立つことになっても、不安に思うことはないだろう。
取材・文:安藤隆人(サッカージャーナリスト)