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【ブンデス日本人の現地評】香川には最高採点、武藤は手放しで称賛! 他の選手も軒並み及第点以上の評価に

カテゴリ:海外日本人

山口裕平

2017年05月16日

土壇場で踏み止まったハンブルクの主将に対し、地元紙は好意的

左SBとしてのプレーでも、評価を得た酒井。最終節、キャプテンとしてチームを入れ替え戦回避に導くことができるか。 (C) Getty Images

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「武藤が、マインツの劇的勝利を完了させる」という見出しで記事(電子版)を掲載した『キッカー』も、同じくチーム最高タイの2点を与えた。
 
 地元紙『アルゲマイネ・ツァイトゥング』は「何よりも残留達成だ!」と、チーム全員の寸評に記して、出場全選手に最高点の1点! 武藤については、「ハーフタイムにエズツナリに代わって入り、すぐに試合に入った。彼のゴールで、全員が元気を取り戻した」と記している。
 
 ケルンの大迫もレバークーゼン戦(2-2)で後半から出場したが、チームは2点差を追い付かれてしまい、ヨーロッパリーグ(EL)出場権獲得に向けて痛いドローとなった。採点は、『ビルト』が及第点の3点、『キッカー』は4点だった。
 
 一方、地元2紙の評価は割れた。『エクスプレス』は3点を与え、「後半から交代で出場。すぐに試合に入り、重要なボール奪取をした」と好意的に記したが、3.5点を付けた『ケルナー・シュタットアンツァイガー』は、以下のように、失点のきっかけになったことを追求している。
 
「カウンターをモデストに繋いたが、それでもきっかけにしかならなかった。71分のボールロストが、相手の同点ゴールに繋がった」
 
 ヘルタ・ベルリンの原口は4試合ぶりに先発へ復帰し、チームはダルムシュタットに2-0で勝利しEL出場権獲得に大きく近づいた。『ビルト』の採点は及第点の3点、『キッカー』も同じく3点を与えている。
 
 ハンブルクの酒井高徳は左SBとして、シャルケ戦に先発フル出場を果たした。チームは終了間際の劇的ゴールでドロー(1-1)に持ち込み、最終節でヴォルフスブルクと残留を懸けた直接対決に臨むことになった。
 
 酒井に対し、『ビルト』、『キッカー』の採点はともに4点だったが、地元紙『ハンブルガー・アーベンドブラット』は、キャプテンのユーティリティー性を高く評価している。
 
「この日本人には、“ポリバレント”という言葉が相応しい。右SB、中盤のスイーパーをこなすパートタイマーは、慣れたように左SBもこなした。もちろん、最終節でも出場するに相応しい選手だ」
 
文:山口 裕平
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