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【セルジオ越後】“不適切フラッグ問題”は是正すべき。ただし、厳しすぎる処罰は必要ないよ

カテゴリ:特集

サッカーダイジェスト編集部

2017年04月28日

今回の問題を発展的な議論をする契機にしたい。

4月21日には会見を開き、謝罪したG大阪の山内社長。当面の間、ホーム・アウェーを問わず全公式戦での横断幕、ゲートフラッグなどの掲出物を禁止するという。写真:川本学

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 もっともACLなど国際試合においては、激しいライバル意識が、あらぬ方向に飛んでしまうことは往々にしてある。生まれた場所が違えば、それぞれ文化や習慣が異なるのは仕方のないことだしね。
 
 2011年のアジアカップでは、韓国のキ・ソンヨンが日本を挑発するようなゴールパフォーマンスをして問題にもなった。
 
 スポーツというのは本来、どんな結果になってもお互いの健闘を称え合うべきだし、それはサポーターも同じだよ。では、そうするために何が必要か。大事なのは相手のことを理解し、認め合うことだ。
 
 問題を起こしたガンバとフロンターレのサポーターはそのことに気付くべきだろうね。彼らの行動によって気分を害している人は必ずいる。ただ前述の通り、重すぎる処罰は必要ないとも思う。
 
 僕が危惧するのは、この件によってスタジアム内の規制がさらに強まり、重苦しい雰囲気となって観客が楽しめる要素が減ってしまうことだ。どうすれば試合、そしてリーグ全体が盛り上がるのか、そういう発展的な議論を行なうために、今回の問題を契機にしてほしいね。
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