【高円宮杯】浦和ユースが青森山田に大逆転勝ち!東福岡と広島ユースはドロー発進

カテゴリ:高校・ユース・その他

高校サッカーダイジェスト編集部

2017年04月09日

阪南大高が起死回生の同点弾で1ポイント奪取!

突破を図る神戸弘陵のMF渡邉(13番)。0-2からの見事な反攻で、強豪・東福岡から勝点1を奪取した。写真:森田将義

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 プレミアリーグWESTの第1試合には東福岡が登場。神戸弘陵を相手に2点を先制しながらも勝ち切れず、初戦を引き分けで終えている。
 
 まずは22分、右サイドのMF木橋朋輝が左足でゴール前にフィードを送り、巧みな胸トラップで抜け出した主将のMF福田湧矢が先制点をねじ込んだ。さらに62分には木橋が強烈なスライダー回転のかかった30メートルFK弾を突き刺し2-0。楽勝ムードを漂わせたが、このあとがピリッとしなかった。
 
 69分にFW住田翔に1点を返されると、74分にはオウンゴール献上で同点とされてしまう。守備の要であるDF阿部海大の不在が響いたのか、大事な局面で最終ラインに綻びが出た。88分、MF江村凜太郎の放ったミドルがバーを叩いて万事休す。1ポイント奪取にとどまった。
 
 第2試合ではプレミア初参戦の阪南大高が広島ユースに挑戦。FW明比友宏を基準点に中盤の構成力を高める広島に圧倒され、なかなか突破口を見出せない展開が続いた。そして56分、GK太田航生の弾いたボールを拾ったMF川村拓夢に左足で豪快ミドルを突き刺され、先制を許す。75分にMF中村成龍が強烈な直接FKでU-18日本代表GK大迫敬介をテストしたのが最大のチャンスで、ビハインドを背負ったまま、時計の針は93分を指そうとしていた。
 
 まさに終了間際、ドラマが生まれる。際どいFKを放った中村のCKを、長身DFの吉田岳晴がドンピシャヘッドで合わせて同点!! よもやの展開で、昨季のWEST王者から勝点1をもぎ獲った。
 
 プレミアリーグはFC東京U-18、青森山田、市立船橋と優勝候補がいずれも黒星スタートとなり、東福岡と広島ユースが勝ち切れずに追いつかれるなど、第1節から波乱含みの展開となっている。
 
【プレミアリーグWEST/第1節】
4/8 10:30 C大阪U-18 4-4 大津①
4/8 13:00 神戸U-18 1-0 米子北①
4/8 15:30 G大阪ユース 1-0 福岡U-18②
4/9 10:00 神戸弘陵 2-2 東福岡②
4/9 12:30 阪南大高 1-1 広島ユース②
※会場は①=キンチョウスタジアム、②=ヤンマースタジアム長居
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