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【京都】名コンビ復活! 選手権を彩った京都橘高ストライカー3人衆がサンガの未来を照らす

カテゴリ:Jリーグ

竹中玲央奈

2017年04月03日

「僕たちが中心になってやっていくことがチームを盛り上げていく」

3節の福岡戦で今季初出場を果たした小屋松は、以来スタメン出場を続け、6節・千葉戦で移籍後初ゴールを挙げた。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

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 そして、仙頭である。中盤の攻撃的な位置、2列目を主戦場としており決して得意ではないボランチの位置で前半は判断の迷いや危ないロストが散見された。しかし、徐々に前向きなプレーを増やしていくと、60分、ボックス内の大野からうけたバックパスにダイレクトで右足を合わせ、芸術的なループシュートでネットを揺らす。
 
「GKが結構出ていたのは見えていましたし、前半からミドルシュートの意識は持っていたんですけど、それを狙い通りの場所に決められてよかったなと思います。(大野の)パスは僕もびっくりするくらい強かったんですけど、逆に当てるだけでその分威力がつくというか。上手いこと自分の足でコントロールできた」(仙頭)
 
 ともに相手のウィークポイントを序盤から見定め、そこを突いて結果を残した。新加入であり京都に縁の深い両選手がこのように結果を残したことを考えれば、勝点3を逃した事実はショッキングだったにしろ、チームに力を与えることは間違いない。そして、それは彼らも自覚している。
 
「やっぱり若手が中心になってやっていくことが、強いチームの要素のひとつでもあると思います。(小屋松)知哉とは高校時代も一緒にやってきて、自分たちが結果を残せば京都も盛り上がってくる。僕たちが中心となってやっていくことが、チームを盛り上げることにつながるのかなと思います」
 
 欲を言えば、後半に投入された小屋松の3つ下の後輩となる岩崎悠人が決められれば、京都橘3人衆の揃い踏みとして完璧な流れだった。ただ、彼ら3人が揃って結果を出すことも決して遠い未来の話ではないだろう。それが成された時、京都はさらなる盛り上がりを見せるに違いない。
 
取材・文:竹中玲央奈(フリーライター)
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