Jリーグの力を反映させたUAE戦は、今後に向けて大きな価値を持つ。
このUAE戦はJリーグの力をダイレクトに代表チームに反映させたという点で、今後に向けて大きな価値を持つことになる。
最終予選6戦4発の原口元気も、カメレオンのような戦い方を歓迎しているひとりだ。
「短期間のなかで監督としっかりコミュニケーションをとって、それを試合で表現できている。こうした戦い方は、ポイントを獲るためにすごく理にかなっていると思う」
これまでの日本代表は、アジアではボールを保持して主導権を握れたが、予選を突破して世界と向き合った途端に主導権を握れなくなり、軌道修正を余儀なくされてきた。だが、ハリルジャパンはアジアのチームとの対戦だろうが、欧州、南米のチームとの対戦だろうが、相手に合わせて戦い方を変えるというコンセプトに変わりはない。
「だからイメージしやすいというか、連動性のあるまとまった守備ができているから、パッとやっても、そんなにボロボロにされることはないんじゃないかなって思う。守備とカウンターの精度をもっと上げていけば、本番でもいい戦いができると思う」
そこで、3月28日のタイ戦である。グループ最下位のチームをホームで迎える一戦で、カメレオンのような代表チームは、何色に変わるのか――。
どんなメンバーで、どのように戦うのか、想像が広がるところにも、ハリルジャパンの楽しみ方がある。
取材・文:飯尾篤史(スポーツライター)
最終予選6戦4発の原口元気も、カメレオンのような戦い方を歓迎しているひとりだ。
「短期間のなかで監督としっかりコミュニケーションをとって、それを試合で表現できている。こうした戦い方は、ポイントを獲るためにすごく理にかなっていると思う」
これまでの日本代表は、アジアではボールを保持して主導権を握れたが、予選を突破して世界と向き合った途端に主導権を握れなくなり、軌道修正を余儀なくされてきた。だが、ハリルジャパンはアジアのチームとの対戦だろうが、欧州、南米のチームとの対戦だろうが、相手に合わせて戦い方を変えるというコンセプトに変わりはない。
「だからイメージしやすいというか、連動性のあるまとまった守備ができているから、パッとやっても、そんなにボロボロにされることはないんじゃないかなって思う。守備とカウンターの精度をもっと上げていけば、本番でもいい戦いができると思う」
そこで、3月28日のタイ戦である。グループ最下位のチームをホームで迎える一戦で、カメレオンのような代表チームは、何色に変わるのか――。
どんなメンバーで、どのように戦うのか、想像が広がるところにも、ハリルジャパンの楽しみ方がある。
取材・文:飯尾篤史(スポーツライター)