2トップを組む堀米が感じるエースの凄み。
彼と2トップを組む堀米勇輝は「本当にすごく偉大な選手」という表現で、ウイルソンを称賛する。そしてウイルソンの強みをこう説明する。
「動き出しが本当に速くて、自分の目に入ってくる。カウンターになった時に、決定的なパス一本を出したい。その一本を逃さないようにしたい。ジャストでウイルソンに出せば、決めてくれる力がある」(堀米)
21日に32歳の誕生日を迎え、今季は来日して6年目を迎えるウイルソンには大人の成熟と、周囲の日本人選手への発信力がある。堀米も「普段からコミュニケーションを取ってくれて、自分の中では手応えを感じている。ウイルソンと組むことで自信がついている」とその好影響を口にする。ピッチ内での動きを見ても、ウイルソンの”合わせやすさ”を感じることは多い。
一方でウイルソンを活かすという部分に関しては、まだこれからだ。「もっともっとウイルソンに気持ちよくプレーしてもらうために、自分がもっと引き出していかないといけない」と堀米が述べるように、彼の動き出しを活かす精度、連係がチーム内ではまだ十分に深まっていない。ただそこは甲府の伸びしろとして、さらなる進化が期待できる前向きな課題といっていい。「ウイルソン効果」はすでに出ているし、攻撃面ではまだ大きな可能性を秘めている。
取材・文:大島和人(球技ライター)
「動き出しが本当に速くて、自分の目に入ってくる。カウンターになった時に、決定的なパス一本を出したい。その一本を逃さないようにしたい。ジャストでウイルソンに出せば、決めてくれる力がある」(堀米)
21日に32歳の誕生日を迎え、今季は来日して6年目を迎えるウイルソンには大人の成熟と、周囲の日本人選手への発信力がある。堀米も「普段からコミュニケーションを取ってくれて、自分の中では手応えを感じている。ウイルソンと組むことで自信がついている」とその好影響を口にする。ピッチ内での動きを見ても、ウイルソンの”合わせやすさ”を感じることは多い。
一方でウイルソンを活かすという部分に関しては、まだこれからだ。「もっともっとウイルソンに気持ちよくプレーしてもらうために、自分がもっと引き出していかないといけない」と堀米が述べるように、彼の動き出しを活かす精度、連係がチーム内ではまだ十分に深まっていない。ただそこは甲府の伸びしろとして、さらなる進化が期待できる前向きな課題といっていい。「ウイルソン効果」はすでに出ているし、攻撃面ではまだ大きな可能性を秘めている。
取材・文:大島和人(球技ライター)