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【高校サッカー】日本一の重圧に苦しむ青森山田に変化の兆し。新10番、郷家友太から消えた迷いの表情

カテゴリ:高校・ユース・その他

川端暁彦

2017年03月19日

「難しいことではなく『いまできることをやろう』とみんなで徹底した」

昨季二冠を達成した青森山田も今季は苦戦の序盤戦となっている。写真:川端暁彦

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 それでも、こうした低空飛行が助走になることもある。16日に開幕したサニックス杯国際ユース大会では、「難しいことではなく『いまできることをやろう』とみんなで徹底した」(郷家)という変化が奏功する。住永や高橋がいた時のようなプレーを目指しても、「中盤で自爆して失点してしまうだけだと思った」(郷家)と、シンプルに縦へ入れていくボールを増やし、逆にリズムを作る。ターゲットになれる選手は郷家を含めて複数いるのだから、合理的な選択だ。守っても、青森山田らしいハードな守備が観られ、ピッチ上では厳しく要求し合う声が飛び交った。結果こそ伴わなかったものの、内容面は明らかに上向いていた。
 
“二冠王者・青森山田”の新10番としてのプレッシャーを背負う新シーズン。チームとしても個人としても試行錯誤の日々は、まだまだ始まったばかり。U-18日本代表のスペイン遠征ではゴールも記録して「あそこに呼ばれ続ける選手でありたい」という個人としての野心も強まった。そのために必要なのは当然ながら、「結果を出し続けることしかない」。決意の言葉を紡ぐ様子に、2か月前の新人大会で見せた迷いの表情はもうなくなっていた。
 
取材・文:川端暁彦(フリーライター)
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