【FW】
CF:◎大迫勇也(ケルン)/○岡崎慎司(レスター)
右ウイング:◎久保裕也(ヘント)/△本田圭佑(ミラン)/△浅野拓磨(シュツットガルト)
左ウイング:◎原口元気(ヘルタ・ベルリン)/△宇佐美貴史(アウクスブルク)
大迫はケルンで24試合連続先発出場中と不動のレギュラーにのし上がり、心身ともに充実している。一方、岡崎は監督交代によりクラブでの出場機会は増えているが、「代表と違った役割でプレーしている」(ハリルホジッチ監督)。二者択一なら、「成長している」大迫が最前線を任されると考えるのが妥当だ。
右ウイングは、序列の変動が顕著だ。これまでアンタッチャブルな存在だった本田は、クラブでほとんど出番を得られず、実戦から遠ざかっている。いくら、ビッグクラブと呼ばれるミランで厳しい練習を積んでいても、トップフォームにない選手を特別扱いするのは難しい。ヘント移籍後も7試合で5得点とゴールを量産している久保がファーストチョイスだろう。バックアッパーにはスピードが自慢の浅野が控えるが、CFでの起用もありそうだ。
左ウイングは、目下、最終予選で4試合連続ゴール中とポイントゲッターとして君臨する原口の独壇場。昨年9月以来の代表復帰となった宇佐美は、個で局面を打開するジョーカーとして期待される。
※凡例:◎=スタメン候補 ○=準レギュラー △=バックアッパー
文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
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