【日本代表|ポジション別序列】本田はバックアッパーに降格?長谷部&山口の牙城を崩すのは|MF&FW編

カテゴリ:日本代表

小田智史(サッカーダイジェスト)

2017年03月17日

トップ下の香川と清武はどちらも決め手に欠ける状況。

香川(10番)と清武(13番)、トップ下の争いは混沌としている。 写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

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 3月16日、日本協会はロシア・ワールドカップ・アジア最終予選のUAE戦とタイ戦に臨む日本代表のメンバー25名(GK3人、フィールドプレーヤー22人)を発表した。ここでは、基本システムの4-3-3に沿って、MF&FWの序列を考察する。
 
【MF】
ボランチ:◎長谷部誠(フランクフルト)/◎山口 蛍(C大阪)/△今野泰幸(G大阪)/△髙萩洋次郎(FC東京)/△倉田秋(G大阪)
トップ下:◎香川真司(ドルトムント)/○清武弘嗣(C大阪)
 
 キャプテンの長谷部は不動のボランチだ。3月11日のバイエルン戦で左すねに6針縫う裂傷を負ったものの、「彼なしのチームは考えられない」(ハリルホジッチ監督)。すでに練習復帰しており、UAE戦の出場は問題ないだろう。その相棒には、高い守備力を備える山口が濃厚で、「長谷部―山口」のコンビは鉄板の域に入りつつある。
 
 15年3月以来の招集となった今野は、G大阪で充実のパフォーマンスを披露。ハリルホジッチ監督はメンタル、フィジカルが求められる局面で「有用な選手」と考えており、長谷部のバックアッパーとしてだけでなく、試合展開によってはクローザーとして投入するかもしれない。
 
 今回新たに招集された髙萩と倉田に関しては、「呼んだからといって確実に使うわけではない」という指揮官の言葉を踏まえても、「長谷部とは異なるタイプの選手のコンビネーションを試している」(ハリルホジッチ監督)なかでの“テスト”的な意味合いが強い。まずは手元に置き、髙萩の「組み立ての中で違いを見せることができるテクニック」、倉田の「深いポジションからボールを持って切り込んでいける部分」を見定めるだろう。
 
 トップ下は昨年の11月シリーズで2試合連続スタメンだった清武が、右足の張りを訴えて今季はまだ1試合しかプレーしていない。「トップコンディションではない」(ハリルホジッチ監督)だけに、スタメン当確をつけられる要素に乏しい状況だ。
 
 逆に、香川は直近の公式戦2試合でフル出場と復調の兆しを見せている。経験を重視する意味でも香川を1番手とした。ただ、DFBカップ準々決勝のシュポルトフロインデ・ロッテで膝を痛めていたことが判明。軽傷とみられるが、17日のリーグ戦出場は不透明だ。ハリルホジッチ監督は合流後の香川と清武のコンディションを最後まで見比べ、スタメンを選ぶことになるだろう。
 
※凡例:◎=スタメン候補 ○=準レギュラー △=バックアッパー

3月シリーズで招集された25名の各ポジションの序列。ボランチは長谷部と山口のコンビが鉄板か。

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