【G大阪】プレス&ショートカウンターに今野も手応え! 「ニューガンバ」完成の予感

カテゴリ:Jリーグ

小田智史(サッカーダイジェスト)

2017年03月12日

「ACLでボコボコにやられて、目が覚めた」

アデミウソン(9番)は2試合連続ゴールを挙げるなど、ショートカウンターを牽引している。 写真:川本 学

画像を見る

 今季初めて3バックを採用したACLの済州ユナイテッド戦からわずか10日。大敗を喫したのが嘘かのように攻守が噛み合い、長谷川健太監督も「もう言うことはない」と選手たちを称賛する。今野は復調の要因をシンプルに「メンタル」の改善だと語る。
 
「やっぱりメンタルじゃないですか。ACLでボコボコにやられて、目が覚めたというか。(前節の)柏戦でがむしゃらにプレスをかけて結構ボールを奪えたので、(プレッシャーをかけに)行けば相手も嫌がるんだなと言うのが分かったし、今日も立ち上がりから良いプレスがかけられたのが勝因になったと思います」
 
 勝負強い戦いぶりに、「ようやく本来の姿ですね」と問いかけると、今野は「いや、ニューガンバって感じですね。だって、俺が左サイドをやってるんですよ(笑)。ニューガンバでしょ!」と冗談めかした。しかし、プレス+ショートカウンターという新しい武器を手にしつつあるのだから、その言葉もまんざらではないだろう。『勝』をチームスローガンに掲げ、タイトル奪還を誓う14年覇者にようやくエンジンがかかってきた。
 
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
【関連記事】
【FC東京】機能しない攻撃に大久保が激昂。無言で会場を後にしたエースの胸中やいかに
【J1採点&寸評】G大阪×FC東京|東口が神セーブを連発! 充実のG大阪に対し、FC東京は…
【G大阪】PKストップ&好セーブ連発のGK東口。ハリルホジッチもついに振り向くか?
【G大阪】赤﨑が期限付き移籍で電撃加入。手薄なFW陣の救世主となるか?
Jリーガーから年商219億円のベンチャー社長に! 元ガンバMFはいかにして成功を掴んだのか
【仙台】黙祷で脳裏に蘇る当時の風景。奥埜博亮はサッカーが持つ力を信じ続けている
【清水】エースの貫禄示した鄭大世。2戦連続弾は“想定外”だった!? 「どうにか当てましたけど…」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 2026年1月号
    12月12日(金)発売
    [特集]
    9年ぶりのJリーグ制覇
    鹿島アントラーズ
    鬼木体制で果たした「王座への帰還」
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 2026年1月1日号
    12月18日(木)発売
    [特集]
    2026北中米ワールドカップ
    選手名鑑&出場国ガイド
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 第104回大会 選手名鑑
    12月10日発売
    高校サッカーダイジェストVol.43
    第104回全国高校サッカー選手権大会
    選手権名鑑
    出場48チーム
    1440選手の顔写真&プロフィールを徹底網羅!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ