【J1採点&寸評】仙台×神戸|被災の重みを知る両者。仙台は特別な日を勝利で飾れず

カテゴリ:Jリーグ

古田土恵介(サッカーダイジェスト)

2017年03月11日

仙台――最終局面でのアイデア不足は否めず。

FW
7 奥埜博亮 5.5
両CB、2ボランチの間のスペースに巧みに入り込んでボールを呼び込む。強く身体を寄せられてロストするシーンが散見され、「ミスが多かった」と試合後には反省の弁も。
 
11 石原直樹 6
最終ラインの裏へ飛び出し、引いてボールをキープし、味方にパスをつなぐ。1トップにいることで攻撃に幅が出るだけでなく、守備ではチェイシングも献身的だった。
 
交代出場
30 西村拓真 5.5(58分IN)
最低でも2ゴールが必要な状況下で、バンディエラに代わって出場。積極果敢ではあったものの、効果的だったプレーは多くはなかった。
 
4 蜂須賀孝治 6(58分IN)
縦への突破やアーリークロスでチャンスを演出する。「どんどん仕掛けろ」という監督の指示をしっかりと体現していた。
 
31 茂木駿佑 5.5(75分IN)
左ウイングバックとしてピッチに立つ。気持ちは十分に入っていたが、持ち味である正確なキックは鳴りを潜めていた。
 
監督
渡邉 晋 5.5
1節の札幌、2節の磐田と違う守り方をしてくる神戸の守備に対してすぐさま修正を行なう。ただ、攻撃の際のアイデア不足解消に対して有効な策はなかった。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
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