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【山口】PSM広島戦は先発8人が新加入。中盤のキーマンが語った新旧融合と新オプションの可能性

カテゴリ:Jリーグ

上田真之介

2017年02月20日

昨年とは異なるエッセンスが加わりつつある。

ワイドのポジションで先発した清永。持ち味のドリブル突破で敵の脅威となる。写真:上田真之介

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 例えば山口が36分に追撃点を挙げた場面だ。CB渡辺広大のパスカットを起点としたショートカウンター。トップ下に入った髙柳一誠がワンタッチで繋ぎ、1トップで先発した米澤令衣がゴールネットを揺らした。ボランチとサイドハーフを経由し、ジグザグにボールを動かした昨季のスタイルとは異なり、中央をまっすぐにつないでいった。
 
 それに冒頭に挙げた小野瀬や清永は相手守備に引っかかったとはいえ、得意とするドリブルを生かそうと試みた。この点でも昨年とは異なるエッセンスが加わわりつつある。
 
 とはいえ上野監督は「二段とばしにすればこけてしまう。一歩一歩前に進んでいきたい」と引き締め、依然としてカギを握るボランチには「(三幸と小塚は)本人たちもできたところと、できなかったところは分かっていると思う。整理してやっていってほしい」と注文を付ける。
 
 多くの選手が入れ替わった中で迎えたJ1とのプレシーズンマッチ。見えたのはボランチを軸とした昨季と変わらぬ山口スタイルであり、前線のアイデアを取り込んだ新しいスタイルの芽だった。「少しずつだが形になってきた。球際のところや連係面をしっかり話し合って、合わせていきたい」と三幸。変わらぬサッカーと変わっていくサッカーの狭間で、難しい舵を取る。
 
取材・文:上田真之介(フリーライター)
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