【川崎】沖縄2次キャンプを打ち上げ。ふたりのキーマンが語った手応えとは?

カテゴリ:Jリーグ

本田健介(サッカーダイジェスト)

2017年02月09日

鬼木監督は「自分が思っている感じで進んでいる」と自信を覗かせる。

選手たちに語りかける鬼木監督。トップチームでの指揮は初めてながら自らの色を出している。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 一方、鬼木新監督は2次キャンプをこう振り返る。
 
「遅れている感覚はないですね。1次キャンプで身体のところをやって、2次キャンプでもコンディションをそこまで整えずにゲームに挑もうと考えていたので、そういう意味では苦しいところでやってくれています。新戦力と既存戦力の擦り合わせは帰ってからだとイメージしていたので、順調かなと。
 
(今後は)試合をやりながらというところはあります。日程的なところは1日(1月1日に天皇杯決勝を戦った)までやっていたので、これから練習試合と公式戦を含めて合わせていかなくてはいけないです。長いシーズンですから僕もそうですし、選手も焦んないことが大事だなと思いますね」
 
 トップチームを初めて指揮する上で難しさは感じていないのか。その質問には柔和な表情で答えてくれた。
 
「難しさは特になくて、自分が思っている感じでは進んでいます。選手のモチベーションは高いので、選手に助けられているなとは思いますね。シーズンが始まれば結果に左右される部分はあるはずですが、去年もそうでしたがぶれずにやることが大切。自分たちのサッカーはあるので、心配せずに行きたいです」
 
 2月22日にはJリーグ開幕に先駆けて、ACLの第1戦・水原三星戦が控えている。今後の約2週間で最後の調整を行なう川崎は、新シーズンでどんな姿を見せてくれるのか。
 
「彼らが持っているものと、フロンターレのやり方を合わせていければ必ず力になる」と、指揮官もテーマとして掲げる新戦力との融合が上手く進めば、ここ数年以上の魅力的なサッカーを見せてくれそうだ。
 
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
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