■ワルテル・モントーヤ
・23歳／MF／アルゼンチン国籍
・ロサリオ・セントラル→セビージャ（完全移籍）
・移籍金：550万ユーロ（約６億6000万円）
　サイドハーフ、トップ下、セントラルMFで機能する中盤のマルチロール。ユース時代を含めて代表歴は皆無で、ヨーロッパでは無名に近い存在だが、セビージャのホルヘ・サンパオリ監督が以前から目を付けていたという知られざるタレントだ。セビージャがこのアルゼンチン人を登録するには、EU圏外外国人枠を空ける必要があり、清武弘嗣とガンソのいずれかが１月31日までに放出される可能性が取沙汰されている。ともに残留となれば、合流は夏にずれ込む見込み。
 
 ■リッカルド・サポナーラ
・25歳／MF／イタリア国籍
・エンポリ→フィオレンティーナ（買い取り義務オプション付きの１年半レンタル）
・移籍金：レンタル料が150万ユーロ（約１億8000万円）、買い取り料が900万ユーロ（約10億8000万円）
　かつてはミランにも所属したテクニカルなトップ下。今シーズンのエンポリでは波に乗れないチームにあって孤軍奮闘の活躍を見せ、フィオレンティーナに引き抜かれた。まずは150万ユーロでの１年半レンタルで、2018年夏に900万ユーロでの買い取り義務が発生する。現在は足首に怪我を追っているが、復帰後はヨシプ・イリチッチとトップ下の定位置を争うか。
 
 ■ロバート・スノッドグラス
・29歳／MF／スコットランド代表
・ハル→ウェストハム（完全移籍）
・移籍金：1020万ポンド（約15億円）
　ワールドクラスの左足を持つアタッカーで、右サイドからカットインして放つミドルが最大の武器だ。今シーズンは降格圏に沈むハルにあって、７得点・３アシストとひとり気を吐いた。その活躍に目を付けたウェストハムが、約15億円を投じて引き抜いた。鋭利な直接FKを含めて、マルセイユに去ったパイエの後釜として期待されている。
 
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