新戦力への期待が高い反面、チーム作りの難易度は向上。
16日に行なわれた新体制発表記者会見では、今季のチームスタイルについて『サイド攻撃』というキーワードが飛び出した。さらに布部監督は「(昨季のチームが目指した)主導権を握るサッカーは踏襲したい。守備もゾーンでやるが、マンツーマンでやる場合もある。臨機応変に相手の良さを消すこともやっていく」と話している。1月中に2試合、2月も国分キャンプで清水やFCソウルらとの練習試合が予定されており、実戦を通じてチーム作りを進めていく。
今季のチームに未知数な部分が多いのは否めない。2年続けて半数近い選手が入れ替わったことで、継続性を伴ったチーム作りの難易度は上がっている。闘莉王らの存在はプラス作用が期待される反面、個性の強い選手が揃った陣容をコントロールする能力が指揮官には求められる。
コーチとして高評価を集めた布部監督も、Jクラブを率いるのは初めてだ。理想はチームを戦う集団へと鍛え上げて、勝利という結果を積み重ねてゆき、高橋祐治ら若手選手が実戦やベテランのプレーから多くを学んで成長していく……というものだが、はたして京都の2017年はどのようなシーズンになるのだろうか。期待と不安を抱えたチームは、8年ぶりのJ1昇格を目指してスタートを切った。
取材・文:雨堤俊祐(サッカーライター)
今季のチームに未知数な部分が多いのは否めない。2年続けて半数近い選手が入れ替わったことで、継続性を伴ったチーム作りの難易度は上がっている。闘莉王らの存在はプラス作用が期待される反面、個性の強い選手が揃った陣容をコントロールする能力が指揮官には求められる。
コーチとして高評価を集めた布部監督も、Jクラブを率いるのは初めてだ。理想はチームを戦う集団へと鍛え上げて、勝利という結果を積み重ねてゆき、高橋祐治ら若手選手が実戦やベテランのプレーから多くを学んで成長していく……というものだが、はたして京都の2017年はどのようなシーズンになるのだろうか。期待と不安を抱えたチームは、8年ぶりのJ1昇格を目指してスタートを切った。
取材・文:雨堤俊祐(サッカーライター)