第95回全国高校サッカー選手権大会は12月31日、１回戦の15試合が行なわれる。12：05からは、第１試合の８試合が行なわれた。

　１回戦屈指の好カードとなった市立船橋対京都橘の一戦は、スコアレスで迎えた後半26分、市立船橋の杉山弾斗の直接FKが決まり、これが決勝点に。市立船橋が強豪対決を制した。

　DFタビナス・ジェファーソン、GK茂木秀のプロ内定２名を擁する桐光学園と九州プリンスリーグ優勝の長崎総科大附の一戦は、前半７分に右田翔のゴールで先制した長崎総科が後半にも加点。２-０で桐光学園を下した。

　また、鹿島学園は高川学園に、正智深谷は立正大淞南にそれぞれ先制を許しながらも２-１で逆転勝ち。鹿島学園は10番のFW上田綺世が２ゴールを奪った。

　さらにドリブル主体の個人技サッカーを見せる聖和学園は、終盤残り５分で２点を連取し、海星に勝利。優勝経験のある滝川二は前半の２点を守り切り秋田商を下した。佐野日大は、６分の長崎達也のゴールを守り切って和歌山北に競り勝ち、山梨学院は後半立ち上がりのオウンゴールで岡山学芸館を下した。

　１回戦第１試合の結果は以下の通り。

桐光学園（神奈川）　０-２　長崎総科大附（長崎）
鹿島学園（茨城）　２-１　高川学園（山口）
正智深谷（埼玉）　２-１　立正大淞南（島根）
聖和学園（宮城）　２-０　海星（三重）
秋田商（秋田）　０-２　滝川二（兵庫）
市立船橋（千葉）　１-０　京都橘（京都）
佐野日大（栃木）　１-０　和歌山北（和歌山）
山梨学院（山梨）　１-０　岡山学芸館（岡山）