• トップ
  • ニュース一覧
  • 【ハリルジャパン定点観測】戦術との相性が良い「湘南のレガシー」たち。彼らが秘める大きな可能性

【ハリルジャパン定点観測】戦術との相性が良い「湘南のレガシー」たち。彼らが秘める大きな可能性

カテゴリ:日本代表

浅田真樹

2016年12月09日

J1とJ2を行ったり来たりしているクラブ育ちの選手が、代表を活性化するとしたら面白い。

丸山は貴重な左利きのCBだ。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

画像を見る

 さて、こうして湘南出身者が日本サッカーのメインストリームを歩み始めた現在、彼らに続く選手もチェックしておかなければならない。
 
 このシーズンオフ、アカデミーから湘南で育った菊池大介は浦和が、大卒で13年に加入して以来、湘南で4年間プレーした三竿雄斗は鹿島が、それぞれ獲得に動いているという。湘南にとっては、主力が次々に流出していくことはゆゆしき事態。サポーターにしてみれば、冗談じゃないと、悪態のひとつもつきたくなるところだろう。
 
 だが、第三者的に全体を俯瞰したとき、彼らの移籍は間違いなくキャリアアップだ。熱血監督の薫陶を受けた精鋭たちが新たな舞台で活躍することは、間違いなく湘南の価値を高めることでもある。最近よく耳にする言葉で表現するなら、どこでプレーしていようと彼らは「湘南のレガシー(遺産)」なのだ。
 
 海外組の動向が気にかかる昨今、日本代表を活性化する可能性を秘めるのは、実はなかなかJ1に定着できず、J2との間を行ったり来たりしているクラブ育ちなのだとしたらおもしろい。
 
 湘南スタイルの矜持を胸に戦う選手たちに、これからも注目しておきたい。
 
文:浅田真樹(スポーツライター)
【関連記事】
【日本代表】ハリルジャパンが避けて通れない問題。「国内組を使ってよ」に対する回答
C大阪の柿谷がタレントの丸高愛実さんとの結婚を発表!「一番に僕のことを考えてくれる」
【クラブW杯|採点&寸評】鹿島×オークランド・C|金崎が「エースの仕事」を完遂!途中出場で87分に決勝点
【セルジオ越後】制度的に穴だらけのCS。来年から廃止になって、選手も喜んでいるだろう
【クラブW杯】「Jリーグの壁は高かった」。オークランド・Cの日本人SBが鹿島の強さを痛感

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ