「プロの世界で攻撃的なサッカーを貫く姿勢が僕は好きだし、自分も同じ気持ちだった」
車屋にとって、風間監督はプロへの道を切り開てくれた恩師だ。DFでありながら積極的な攻撃参加を武器とするスタイルは、風間監督に魅せられた部分も大きい。大学時代に培った精度の高いキックと足もとの技術が、川崎のボールを大事にするチーム戦術にフィットしたのも必然と言える。そんな風間監督の“秘蔵っ子”のひとりは、静かに恩師への感謝を言葉にする。
「プロになれたのは大学時代に風間さんの指導があったからだし、プロに入ってからもずっと使い続けてくれた。僕は感謝しかないです。風間さんは技術の部分はすごく細いし、“ごまかし”は通用しない。風間さんの攻撃的なサッカーは特別。僕たちが子どもの頃からやりたかったサッカーというか……。実際、それをプロの世界で体現するのは難しいと思いますけど、それを貫く姿勢が僕は好きだし、自分も同じ気持ちでした」
「フロンターレみたいに攻撃的なチームが増えれば、もっとJリーグも盛り上がるだろうし、サポーターもこういうサッカーが見たいんじゃないかなと。そういう状況になれば、どんどん面白いサッカーができると思います」
車屋が風間監督と一緒に戦えるのはもう、天皇杯(12月24日に準々決勝・FC東京戦)しかない。残された舞台で、受け継いだ“風間イズム”を発揮できるか。そして、来年元日の決勝を集大成とできるか。ふたりの挑戦は続く。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)
「プロになれたのは大学時代に風間さんの指導があったからだし、プロに入ってからもずっと使い続けてくれた。僕は感謝しかないです。風間さんは技術の部分はすごく細いし、“ごまかし”は通用しない。風間さんの攻撃的なサッカーは特別。僕たちが子どもの頃からやりたかったサッカーというか……。実際、それをプロの世界で体現するのは難しいと思いますけど、それを貫く姿勢が僕は好きだし、自分も同じ気持ちでした」
「フロンターレみたいに攻撃的なチームが増えれば、もっとJリーグも盛り上がるだろうし、サポーターもこういうサッカーが見たいんじゃないかなと。そういう状況になれば、どんどん面白いサッカーができると思います」
車屋が風間監督と一緒に戦えるのはもう、天皇杯(12月24日に準々決勝・FC東京戦)しかない。残された舞台で、受け継いだ“風間イズム”を発揮できるか。そして、来年元日の決勝を集大成とできるか。ふたりの挑戦は続く。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト編集部)