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【選手権出場校】山梨・山梨学院|強力ヘッダーを誇る怪物・加藤拓己はどこまで化けるのか

カテゴリ:高校・ユース・その他

川端暁彦

2016年11月12日

「走り、強さ、推進力に関しては絶対に負けていない」

見よ、この跳躍!! 元日本代表FW長谷川氏の薫陶を受け、ヘディングの技を磨いたという。写真:川端暁彦

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実力派GK大野(1番)らを擁するディフェンス陣の堅牢も山梨学院の強みだ。写真:川端暁彦

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 その加藤も「観ていてつまらないサッカーだと思う」と堂々と言い切る。その上で「みんな泥臭くて、巧い選手なんてひとりもいないかもしれないけれど、走り、強さ、推進力、この3つに関しては絶対に負けていない」と不敵に笑った。
 
 全国大会でもオシャレなサッカーをする気は毛頭ないであろうだけに、対戦する各校にとってはなんとも嫌らしい相手となるのは間違いない。
 
 加藤は鹿島ユース昇格を惜しくも逃して生まれ故郷を離れることになったとき、ユースへ行くことになった仲間たちと「3年後、一緒に鹿島で入団会見をしよう」と誓い合ったと言う。その目標を思えば、技術的にはまだまだ粗く、精神的にもさらなる成長が不可欠だろう。
 
 ただ、「泥臭くても結果を出してアピールしていくしかない」と燃やし続ける野心の強さは間違いなくホンモノ。注目を集めるであろう選手権本大会で、この怪物がどこまで化けるのか。純粋に楽しみだ。
 
 
取材・文:川端暁彦
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