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【浦和】遠藤が「バスの中」で知った発表。G大阪との決戦2日前に語った対策は実行された

カテゴリ:Jリーグ

塚越 始(サッカーダイジェスト)

2016年10月04日

プロになって怪我以外でのスタメン落ちは初めて。「もちろん、悔しかった」。

J1通算500試合出場を達成した「憧れの存在」阿部(22番)の隣で、勝利の凱歌を歌った。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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 4試合ぶりの先発復帰――。遠藤としては多少の驚きはあったものの、「もちろん、準備はできていた」と言う。
 
「普段どおりプレーしようと思いました。試合勘? 前の広島戦でもプレーしていたし(51分から出場)、そこまで試合から遠ざかっていたわけではなかったので、特に問題はありませんでした。ただ、ずっとチームが良い流れで勝っていたので、自分が先発した試合で、その流れを止めるようなことだけは避けたかったです。自分のせいで負けた、と言われたくなかったですから」
 
 日本代表の主将として戦ったリオ五輪から帰国後、途中出場した川崎戦(●1-2)、先発した神戸戦(●1-2)で結果を残せず、そのあと、プロになって初めて怪我以外でのスタメン落ちを経験した。
 
 もちろん「悔しかった」。ただしその間、浦和は再び息を吹き返しただけに、「チームが勝ち続けていたので、そのメンバーを替える必要がないという監督の考えも、もちろん分かっていました」と、不貞腐れたりするようなことはなかった。
 
 そして約1か月ぶりに訪れた、スタメン出場の機会。それでも、「ピッチに立ったらまったく問題なく、すぐに集中できました」。試合前に語っていたように長沢とアデミウソンに対する厳しいチェックを繰り返し、前を向かせることもなかった。
 
「バランスを崩さず、最後まで守れた」
 
 一方、リベロのポジションを争う那須大亮も好調である。そして試合後にペトロヴィッチ監督は、「那須はルヴァンカップ準決勝のFC東京戦で先発させます」と明言したのだ。
 
 指揮官は次のように説明した。

「ここからルヴァンカップがあり、日曜、水曜、日曜と連戦が続き、しかも日本代表の選手が抜けます。FC東京のFWの前田選手とのマッチアップの強さを考えると、那須選手のほうが合うだろうと思っているからです」
 
 10月5日のFC東京とのルヴァンカップ準決勝第1戦(19時30分、味の素スタジアム)では、日本代表の槙野智章が不在となる左ストッパーには、森脇良太か宇賀神友弥の起用が見込まれる。指揮官は前田遼一対策で那須をプレーさせようと考えているようで、遠藤が出場するのであれば右ストッパーになるか。
 
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