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【U-16日本代表】タレント豊富な東京五輪の年少世代――闘争心煽る森山イズムでW杯出場を掴み取る!

カテゴリ:日本代表

安藤隆人

2016年09月13日

「ビビッて消極的になったり、硬くなって動けなくならないように」

日本はグループリーグでベトナム、キルギス、オーストラリアと対戦。2位以上でグループ突破が確定。準々決勝を勝ち抜けば、U-17W杯出場が決まる。写真:安藤隆人

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 グループリーグの相手はベトナム、キルギス、オーストラリア。最大のライバルとなるのがオーストラリアだが、グループ上位2チームが決勝トーナメントに進出するレギュレーションだけに、オーストラリア戦までにグループリーグ突破をほぼ手中に収めておきたい。
 
 当然、初戦が重要になる。ベトナムは日本より格下だが、タイと同じで近年台頭して来ている国だ。特に育成年代には日本人と似たような体格で、技術の高い選手がおり、決して簡単な相手ではない。キルギスは中央アジアのチームで、若干未知数な部分はあるが、ウズベキスタンの急成長に刺激を受け、若年層の強化に努めていると聞く。いずれにせよ日本はここで着実に勝点を重ねたい。
 
 そして、問題はU-17ワールドカップ出場権が懸かった準々決勝だ。インド、イラン、サウジアラビア、UAEが名を連ねるグループAの国が相手となるが、イラン、UAEという難敵が来る可能性がある。今から皮算用をしても仕方が無いが、いずれにせよ世界への扉を開くには厳しい敵が立ちはだかることは間違いない。
 
「ビビって消極的になったり、硬くなって動けなくならないようにしたい。彼らがより成長して行くために、絶対にワールドカップの出場権を掴み取る。強い気持ちを持って戦えるようにしたい」(森山監督)
 
 なによりも闘争心を重んじる森山監督が植え付けた『イズム』をしっかりと表現し、臆することなくこれまでの積み上げをいかんなく発揮する。それは選手全員のなかで当然の『共通理解』となっているはずだけに、彼らの力を信じて、インドでの熱戦を見届けたい。
 
取材・文:安藤隆人(サッカージャーナリスト)
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