「ファンは勝ち負けではなく純粋に『良い試合が見たい』という思いだったのでは」
ポンサコーン・アディソンカセーム氏(SCGムアントン・ユナイテッドFC ゼネラルセクレタリー)
――今日の試合を観戦されての感想を聞かせていただけますか?
「非常に良い試合だったと感じています。我々は今日、アジアで三本の指に入る強豪国である日本代表と真剣勝負ができたことに感謝し、結果は気にしていません。またタイ王国代表を応援するファンには心を打たれました。彼らは決して休むことなくタイ王国代表を勇気付けていた。もし私が選手ならあんな幸せなことはないですよ。」
――試合を通じて日本代表の強さはどの辺りに感じましたか?
「日本代表はすべての選手が試合を通じて休むことなく走り続け、また仲間を助け合うことが出来る非常に洗練されたチームだということを私たちに示しました。疲れを知らない、チームの為に徹することが出来る、真のプロフットボールプレーヤーの集団だと感じました」
――この試合でのMVPを上げるとすれば誰でしょうか?」
「タイ王国代表GKのカウィン・タンマサッチャーナン選手です。彼は数多くのスーパーセーブで日本のチャンスを防ぎ続けチームに貢献した。彼はタイが誇る偉大な選手のひとりです」
ジュンポーン・マンガーン氏(BECテロ・サーサナFC メディアオフィサー)
――今日の試合を観戦されての感想を聞かせていただけますか?」
「正直私たちは試合前から日本に勝つことは難しいと感じていました。何故なら日本とタイの力の差は誰もが認めるところだからです。スタジアムへ足を運んだほとんどのタイのファンは、勝ち負けではなく純粋に『良い試合を観たい』という思いだったのでは。試合後のタイのファンの気持ちは晴れやかで、負けたことに怒っている人は少なかったと思います。両国のファンはお互いに一所懸命に応援し、素晴らしいスタジアムの空気を創っていました。タイ王国代表には今日の試合を糧に成長してくれることを期待しています」
――試合を通じて日本代表の強さはどの辺りに感じましたか?
「まずは日本代表へおめでとうと言いたいです。私はUAEとの初戦も観ましたが、今日はその試合よりも格段に良かったと感じました。またタイ王国代表の分析をしっかりと行なっていましたよね。素晴らしいプレスでスペースを消し、タイ王国代表に攻撃をさせなかった。やはりヨーロッパリーグでプレーする選手が多いことがチームの質を上げていると思います」
――この試合でのMVPを上げるとすれば誰でしょうか?
「迷うことなく日本代表の原口選手を挙げます。先制点も素晴らしかったですが、彼のアタックにはタイ王国代表のDFは手を焼きました。またタイ王国代表から上げても良いのであれば、GKのカウィン・タンマサッチャーナン選手です。彼は数多くの日本のチャンスを潰しチームを救いました。私たちのヒーローですよ」
――◆――◆――
ミックスゾーンに彼らが現われたのは試合終了からちょうど1時間が経過した頃、キャティサック監督を先頭に、まるでシステムを組んだかのように一団となって出てきた。スコア以上に力の差を感じたとは思うのだが、彼らの表情からは清々しく晴れやかさを感じ、少し面喰った。悔しさを通り越し、素直に力の差を認めたということなのだろう。
そして、日本代表が奪った二度のゴールシーンの度に響き渡ったタイファンの拍手。彼らの謙虚さに触れ、雷雨の中でも気持ち良く帰宅の途に着くことが出来た夜だった。
――今日の試合を観戦されての感想を聞かせていただけますか?
「非常に良い試合だったと感じています。我々は今日、アジアで三本の指に入る強豪国である日本代表と真剣勝負ができたことに感謝し、結果は気にしていません。またタイ王国代表を応援するファンには心を打たれました。彼らは決して休むことなくタイ王国代表を勇気付けていた。もし私が選手ならあんな幸せなことはないですよ。」
――試合を通じて日本代表の強さはどの辺りに感じましたか?
「日本代表はすべての選手が試合を通じて休むことなく走り続け、また仲間を助け合うことが出来る非常に洗練されたチームだということを私たちに示しました。疲れを知らない、チームの為に徹することが出来る、真のプロフットボールプレーヤーの集団だと感じました」
――この試合でのMVPを上げるとすれば誰でしょうか?」
「タイ王国代表GKのカウィン・タンマサッチャーナン選手です。彼は数多くのスーパーセーブで日本のチャンスを防ぎ続けチームに貢献した。彼はタイが誇る偉大な選手のひとりです」
ジュンポーン・マンガーン氏(BECテロ・サーサナFC メディアオフィサー)
――今日の試合を観戦されての感想を聞かせていただけますか?」
「正直私たちは試合前から日本に勝つことは難しいと感じていました。何故なら日本とタイの力の差は誰もが認めるところだからです。スタジアムへ足を運んだほとんどのタイのファンは、勝ち負けではなく純粋に『良い試合を観たい』という思いだったのでは。試合後のタイのファンの気持ちは晴れやかで、負けたことに怒っている人は少なかったと思います。両国のファンはお互いに一所懸命に応援し、素晴らしいスタジアムの空気を創っていました。タイ王国代表には今日の試合を糧に成長してくれることを期待しています」
――試合を通じて日本代表の強さはどの辺りに感じましたか?
「まずは日本代表へおめでとうと言いたいです。私はUAEとの初戦も観ましたが、今日はその試合よりも格段に良かったと感じました。またタイ王国代表の分析をしっかりと行なっていましたよね。素晴らしいプレスでスペースを消し、タイ王国代表に攻撃をさせなかった。やはりヨーロッパリーグでプレーする選手が多いことがチームの質を上げていると思います」
――この試合でのMVPを上げるとすれば誰でしょうか?
「迷うことなく日本代表の原口選手を挙げます。先制点も素晴らしかったですが、彼のアタックにはタイ王国代表のDFは手を焼きました。またタイ王国代表から上げても良いのであれば、GKのカウィン・タンマサッチャーナン選手です。彼は数多くの日本のチャンスを潰しチームを救いました。私たちのヒーローですよ」
――◆――◆――
ミックスゾーンに彼らが現われたのは試合終了からちょうど1時間が経過した頃、キャティサック監督を先頭に、まるでシステムを組んだかのように一団となって出てきた。スコア以上に力の差を感じたとは思うのだが、彼らの表情からは清々しく晴れやかさを感じ、少し面喰った。悔しさを通り越し、素直に力の差を認めたということなのだろう。
そして、日本代表が奪った二度のゴールシーンの度に響き渡ったタイファンの拍手。彼らの謙虚さに触れ、雷雨の中でも気持ち良く帰宅の途に着くことが出来た夜だった。