「風を起こしてはいけないが、相手の風をそこ（最初のプレー）で起こしたかなと」
確かに、キックオフからの最初の数分間で、自陣でのつなぎのパスを相手の激しいプレッシングに引っ掛けられるシーンが何度か目に付いた。立ち上がりに相手を勢いづかせるきっかけがあったことを指揮官は見逃さない。
風間監督は、ファーストプレーの大切さを説く。
「ワンプレーの大切さ、それからいつもやっていることを、自信を持ってやること。これが改めて大事だなと思いました。（中略）本当に立ち上がりのファーストプレーで自信を持っていかないと、このくらいで良いというのはないので、そこはしっかり確認したい」
浦和の敗戦によって、第２ステージ、年間勝点ともに首位をキープ。運もまだ味方しているようだ。代表ウィークによる約２週間のインターバルで、指揮官はどのような修正を施してくるだろうか。
取材・文：長沼敏行（サッカーダイジェストWeb編集部）
「立ち上がりのファーストプレーで自信を持っていかないと」
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