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【J1採点&寸評】湘南×G大阪|湘南8連敗…。一方、G大阪は首位・川崎と勝点2差に大接近、MOMは逆転勝利の立役者――

カテゴリ:Jリーグ

塚越 始(サッカーダイジェスト)

2016年08月27日

湘南――長谷川が目立ったパフォーマンスを披露。助っ人アタッカーの特長をいかに引き出すかが課題に。

【警告】湘南=なし G大阪=金(33分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】長沢 駿(G大阪)

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10 菊地大介 5(75分OUT)
得意とするカットインが少なく、サイドアタックも封じられた。そのなかでチャンスを掴んだが……、シュートは枠を捉え切れなかった。
 
15 長谷川アーリアジャスール 6
先制点につながるクロスを放ち、カウンターから何度もチャンスを演出。さらに終盤、助っ人勢の特長を引き出したい。

19 大槻周平 5(70分OUT)
ゴール前に飛び込んでDFを引き出し、先制ゴールに絡んだ。アグレッシブなプレスで前線に“パワー”をもたらしたものの、期待された強烈なひと振りを見せられなかった。

FW
23 高山 薫 5.5
大槻とポジションを代えながら、サイドにできたスペースを巧みに突いてボールを収めた。奈良輪のクロスに合わせ切れず、同点ゴールを逃したのも痛かった……。また、ジネイとの連係が噛み合わずにいるのは、チームにとっての課題に挙げられる。「内容は間違いなく良くなってきている。だから歯痒いし、サポーターに申し訳ない。残り7試合、すべて勝つつもりでやる」と決意を示した。
 

交代出場
FW
29 ウェズレー 5.5(66分 IN)
試合をこなすごとに湘南の戦術にフィットしてきている。ただ、ゴール前のスペースを埋められている状況で投入され、持ち味であるスピードを生かし切れずにいるようだった。

FW
70 ジネイ 5(70分IN)
金との1対1に勝てず、前線で起点を作れなかった。何度かボールがこぼれてチャンスになりかけた際に、相手チームの長沢のようにひと仕事したかった。
 
MF
7 大竹洋平 5.5(75分IN)
全体が前掛かるなかで埋もれてしまった。終盤のパワープレーの際に、その精度の高いキックを生かしたかった。

監督
曺貴裁 5.5
狙いどおりと言える先制ゴールで幸先良いスタートを切った。しかし逆転を許したあと、反撃を期して投入した選手が思うように機能せず(惜しいチャンスはあったのだが)。奈良輪のポジションチェンジなどいろいろ手を打ったものの、いろいろ入れ替えすぎてしまった感もあったか……。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。 
 
 
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