戦前予想では準々決勝でブラジルと対決
グループステージ(GS)における最大のハードルは、やはり初戦のクロアチア戦だ。2018年W杯の準決勝で敗れた因縁の相手であり、英スポーツサイトの『ESPN』 は「まるで過去の再演」と表現した。08年の欧州選手権予選で敗れ、本大会出場が叶わなかったという屈辱を味わった相手でもある。
クロアチアのFIFAランキングは10位。40歳となった今も、主将ルカ・モドリッチは健在だ。ただチーム全体で高齢化が進み、かつてほどの勢いはない。粘り強く進める試合巧者の一面はあるが、中盤の主力に30代以上が少なくなく、前大会までのダークホースの立ち位置ではない。同じポット2にいたウルグアイや、24年コパ・アメリカ準優勝のコロンビアに比べれば、戦いやすい相手と言える。
ガーナも難敵だ。FIFAランキングは72位だが、トゥヘル監督はこのガーナに警戒心を強めているようだ。トッテナムのモハメド・クドゥス、ボーンマスのアントワーヌ・セメニョといったウインガーのアタックに象徴されるダイナミズムが最大の武器となる。イングランドとしては、守備→攻撃のトランジション、迫力満点のサイドアタックに細心の注意を払う必要がある。
なお最後のパナマについては、大きな問題を引き起こす相手とは見られていない。18年W杯では両国が対戦し、イングランドが6-1で大勝した。
クロアチアのFIFAランキングは10位。40歳となった今も、主将ルカ・モドリッチは健在だ。ただチーム全体で高齢化が進み、かつてほどの勢いはない。粘り強く進める試合巧者の一面はあるが、中盤の主力に30代以上が少なくなく、前大会までのダークホースの立ち位置ではない。同じポット2にいたウルグアイや、24年コパ・アメリカ準優勝のコロンビアに比べれば、戦いやすい相手と言える。
ガーナも難敵だ。FIFAランキングは72位だが、トゥヘル監督はこのガーナに警戒心を強めているようだ。トッテナムのモハメド・クドゥス、ボーンマスのアントワーヌ・セメニョといったウインガーのアタックに象徴されるダイナミズムが最大の武器となる。イングランドとしては、守備→攻撃のトランジション、迫力満点のサイドアタックに細心の注意を払う必要がある。
なお最後のパナマについては、大きな問題を引き起こす相手とは見られていない。18年W杯では両国が対戦し、イングランドが6-1で大勝した。
英紙『デーリー・テレグラフ』はGSをこう予想する。
「ポット4からガーナが入った瞬間、イングランド陣営の雰囲気が一変した。ポット4では最も危険な相手であり、予選も見事な内容で突破したからだ。ただ、イングランドの行方を決めるのは、初戦のクロアチア戦だろう。ここで勝利すればスムーズに滑り出せるはずだ」
振り返ると、イングランドのW杯予選は順調そのものだった。予選8試合をすべて勝利し、1つの失点も許さなかった。トゥヘル監督は今のイングランドについて「プレミアリーグのようにダイナミックで、フィジカルな攻撃サッカー」を目ざすと話している。実際に最近の試合では、ボール奪取のスピードと展開の速さに重きを置いている。課題は、北米の暑さと湿度の中でも、そのスタイルを維持できるか。
優勝を目ざすイングランドにとって「真の勝負」はベスト8からと見る。『デーリー・テレグラフ』の予想によると、L組を1位で通過すれば、ベスト32でグループ3位のチーム、そしてベスト16で「韓国、もしくはメキシコ」と対戦する予定。そして、ベスト8でカルロ・アンチェロッティ監督が率いるブラジル代表と対決するという。こうした戦前予想はいつも当たらないが、仮にそのとおりになれば、ここが大きな山場になりそうだ。
GSを慎重に戦いつつ、長距離移動への対策や酷暑の適応など課題をクリアしていけば、1966年の自国開催以来、60年ぶりの栄冠にぐっと近づくはずだ。
取材・文●田嶋コウスケ
【画像】どこもかしこもデザイン刷新! 世界各国の北中米W杯“本大会用ユニホーム”を一挙公開!
【記事】「日本の発表に衝撃と恐怖」「アジア最強が挑む」日本代表の強豪イングランドの対戦決定に韓国メディアが驚愕!「驚くべき理由は…」
【記事】「まじか!」「これすげぇわ」イングランド戦決定を正式発表→直後に日本代表公式SNSが投じた“まさかの一枚”にファン衝撃!「ナイスゲームの予感しかない」
「ポット4からガーナが入った瞬間、イングランド陣営の雰囲気が一変した。ポット4では最も危険な相手であり、予選も見事な内容で突破したからだ。ただ、イングランドの行方を決めるのは、初戦のクロアチア戦だろう。ここで勝利すればスムーズに滑り出せるはずだ」
振り返ると、イングランドのW杯予選は順調そのものだった。予選8試合をすべて勝利し、1つの失点も許さなかった。トゥヘル監督は今のイングランドについて「プレミアリーグのようにダイナミックで、フィジカルな攻撃サッカー」を目ざすと話している。実際に最近の試合では、ボール奪取のスピードと展開の速さに重きを置いている。課題は、北米の暑さと湿度の中でも、そのスタイルを維持できるか。
優勝を目ざすイングランドにとって「真の勝負」はベスト8からと見る。『デーリー・テレグラフ』の予想によると、L組を1位で通過すれば、ベスト32でグループ3位のチーム、そしてベスト16で「韓国、もしくはメキシコ」と対戦する予定。そして、ベスト8でカルロ・アンチェロッティ監督が率いるブラジル代表と対決するという。こうした戦前予想はいつも当たらないが、仮にそのとおりになれば、ここが大きな山場になりそうだ。
GSを慎重に戦いつつ、長距離移動への対策や酷暑の適応など課題をクリアしていけば、1966年の自国開催以来、60年ぶりの栄冠にぐっと近づくはずだ。
取材・文●田嶋コウスケ
【画像】どこもかしこもデザイン刷新! 世界各国の北中米W杯“本大会用ユニホーム”を一挙公開!
【記事】「日本の発表に衝撃と恐怖」「アジア最強が挑む」日本代表の強豪イングランドの対戦決定に韓国メディアが驚愕!「驚くべき理由は…」
【記事】「まじか!」「これすげぇわ」イングランド戦決定を正式発表→直後に日本代表公式SNSが投じた“まさかの一枚”にファン衝撃!「ナイスゲームの予感しかない」




















定価:980円(税込)
定価:980円(税込)
定価:1100円(税込)