「まったく違う身体になりました」絶好調STVVを牽引する23歳日本人MFの“背中の厚み”にショックを受けた。一大ブレイクの予感が漂う【現地発】
カテゴリ:海外日本人
2025年12月11日
「今はもう『強く行こう』と意識してないんですよ」
ベルギー3季目にして才能が花開いた山本。隣国オランダでも上田綺世(フェイエノールト)が3季目でブレイクしたが、他国を見渡すと1年、短いと半年で干される日本人選手もいる。STVVは山本に信頼と時間を与えてくれた。
「そうですね。強化部を含め、自分を信じてくれた。特に今年はシサコ選手を獲ってくれたことで、僕がやりやすくなった。そういう時間をクラブがくれたことに対して感謝してます。結果で恩返ししないといけないと思ってます」
クラブ・ブルージュ戦の立ち上がり、立て続けに激しくボールホルダーに襲いかかったデュエルは、今季の山本のプレーを象徴していた。
「だけど僕は、今はもう『強く行こう』と意識してないんですよ。それでも周りから『強度の高いプレーだった』と言われるということは、自分のプレーのスタンダードが上がっているということ。ちゃんと成長しているんだなと思います」
――10月、11月とファンが選ぶチームの最優秀選手。それも自信になっているのでは?
「自信になってます。もちろんチームの支えもあって、自分のプレーを出せている。それにゴール、アシストという目に見える結果が付いてきているので、自分でも成長を実感できているシーズンです。ボールを持ったときに余裕が出てきていると今、感じてます」
――右サイドライン、ペナルティエリア内の右ハーフスペースの力強いドリブル、アクションが今季ずっと続いてますね。
「このチームで今、求められているのが“ポケットを取る回数”。そこに入ると、自分でもチャンス・クリエイトが増えてくるので、ポケットに入っていくことを強く意識してます」
「そうですね。強化部を含め、自分を信じてくれた。特に今年はシサコ選手を獲ってくれたことで、僕がやりやすくなった。そういう時間をクラブがくれたことに対して感謝してます。結果で恩返ししないといけないと思ってます」
クラブ・ブルージュ戦の立ち上がり、立て続けに激しくボールホルダーに襲いかかったデュエルは、今季の山本のプレーを象徴していた。
「だけど僕は、今はもう『強く行こう』と意識してないんですよ。それでも周りから『強度の高いプレーだった』と言われるということは、自分のプレーのスタンダードが上がっているということ。ちゃんと成長しているんだなと思います」
――10月、11月とファンが選ぶチームの最優秀選手。それも自信になっているのでは?
「自信になってます。もちろんチームの支えもあって、自分のプレーを出せている。それにゴール、アシストという目に見える結果が付いてきているので、自分でも成長を実感できているシーズンです。ボールを持ったときに余裕が出てきていると今、感じてます」
――右サイドライン、ペナルティエリア内の右ハーフスペースの力強いドリブル、アクションが今季ずっと続いてますね。
「このチームで今、求められているのが“ポケットを取る回数”。そこに入ると、自分でもチャンス・クリエイトが増えてくるので、ポケットに入っていくことを強く意識してます」
――前節のヘント戦で後藤啓介選手が決めたゴールも、サイドバックの選手が左のポケットを取ってからクロスを入れました。左右のポケットを突くことを、チームとして徹底してますね。
「ポケット・ランニングは相当言われています。僕が走ることによって、相手を連れて行って、味方がカットインできたりする。そういった『チームのために』ということを監督はすごく求めます。僕がパスを受けることができれば、もちろんいい」
クラブ・ブルージュに勝ったことで、STVVは2位に浮上した。フレンキー・ファン・デルエルスト、ハイン・ファンハーゼブルックといった錚々たるベルギーの解説者たちが「このままSTVVがプレーオフ1に進むだろう」と太鼓判を押す。
――勝点33のSTVVにとって前節、ヘント(8位。勝点23)に勝ったのは大きかった。
「ヘントに勝てたのはかなりデカかったですね。7位のヘンクと10ポイント離れているから、差は4試合分か。かなりデカいですけれど...。あとにユニオン(最終節)とヘンク(29節)が残っているので、積み上げられるところでしっかり積み上げていかないと痛い目に遭うので、そこは気を抜かずにやっていけたらと思います」
――その後、プレーオフ1があるとはいえ、レギュラーシーズンの最後にユニオンのようなチームと首位攻防戦とかできたら最高ですよね。
「シント=トロイデン史上、なかなかないことだと思う。今まで無いんじゃないですか」
――今、クラブの歴史を作ってるんじゃないですか?
「5連勝なんて。そもそも4連勝もなかなかないことと聞いてました。ヘントにアウェーで勝ったことが10数年ぶり。ルーベンのアウェーも10何年ぶりとか聞きました。勝点も去年の31を超えて33です」
「ポケット・ランニングは相当言われています。僕が走ることによって、相手を連れて行って、味方がカットインできたりする。そういった『チームのために』ということを監督はすごく求めます。僕がパスを受けることができれば、もちろんいい」
クラブ・ブルージュに勝ったことで、STVVは2位に浮上した。フレンキー・ファン・デルエルスト、ハイン・ファンハーゼブルックといった錚々たるベルギーの解説者たちが「このままSTVVがプレーオフ1に進むだろう」と太鼓判を押す。
――勝点33のSTVVにとって前節、ヘント(8位。勝点23)に勝ったのは大きかった。
「ヘントに勝てたのはかなりデカかったですね。7位のヘンクと10ポイント離れているから、差は4試合分か。かなりデカいですけれど...。あとにユニオン(最終節)とヘンク(29節)が残っているので、積み上げられるところでしっかり積み上げていかないと痛い目に遭うので、そこは気を抜かずにやっていけたらと思います」
――その後、プレーオフ1があるとはいえ、レギュラーシーズンの最後にユニオンのようなチームと首位攻防戦とかできたら最高ですよね。
「シント=トロイデン史上、なかなかないことだと思う。今まで無いんじゃないですか」
――今、クラブの歴史を作ってるんじゃないですか?
「5連勝なんて。そもそも4連勝もなかなかないことと聞いてました。ヘントにアウェーで勝ったことが10数年ぶり。ルーベンのアウェーも10何年ぶりとか聞きました。勝点も去年の31を超えて33です」




















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