「UAEとの初戦が一番大事で、引き分けもダメ」
――セビージャでのチャレンジは、日本代表の戦いにも通じるのでは?
「サンパオリ監督と(ヴァイッド・)ハリルホジッチ監督が求めるものはよく似ていますからね。デュエル(球際の争い)だったり、守備面での動きは代表でも活かされると思います。セビージャでやっていることが、そのまま出せる。あとは、攻撃のクオリティを落とさないこと。セビージャで戦いながらも、代表でプレーするイメージは常に持っておかないといけない」
――9月1日から始まる、ロシア・ワールドカップのアジア最終予選に向けて、意気込みを。
「初戦の相手UAEは、スペインで1か月ほどキャンプをしていますが、僕らはホームだし、波に乗るためにも絶対に勝たないと。この初戦が一番大事で、引き分けもダメです。アジアカップで対戦した時、UAEで巧いなと感じたのがオマル(・アブドゥルラフマン)。テクニックがあるだけじゃなく、身体も張れる。警戒は必要ですが、そんな相手を初戦できっちり叩きたいですね」
――どんな点にアジア予選の厳しさを感じますか?
「やはり難しいのはアウェーでの試合ですね。特に中東の国には独特の雰囲気がありますし、長距離移動も強いられます。今回で言えば、UAEにサウジアラビア、そしてイラク。どこも侮れないですね。厳しい戦いが待っていると思います」
――ただ一方で、もはや日本はワールドカップに出場して当然、という空気もあります。
「僕も出て当然だと思いますよ。海外で活躍する選手も多いですし、そう見られるのは嬉しいこと。それをプレッシャーに感じず、普段どおりの戦いをすれば大丈夫でしょう」
――本番のロシア・ワールドカップまではあと2年です。日本がこれから成長し、世界と互角に戦うためには何が必要でしょう?
「それぞれのクラブで、僕たち選手が経験を重ね、成長していくしかないと思います。欧州組だけでなく、Jリーグでもやれることはたくさんある。全員が日々、高い意識を持って取り組むことが、代表の強化にもつながるはずです。揃って練習できる時間は少ないですからね。あとは頭の柔軟性。クラブと代表のスイッチを上手く切り替えられるかどうかも、重要になってくると思う」
取材・文:豊福 晋(サッカーライター)
「サンパオリ監督と(ヴァイッド・)ハリルホジッチ監督が求めるものはよく似ていますからね。デュエル(球際の争い)だったり、守備面での動きは代表でも活かされると思います。セビージャでやっていることが、そのまま出せる。あとは、攻撃のクオリティを落とさないこと。セビージャで戦いながらも、代表でプレーするイメージは常に持っておかないといけない」
――9月1日から始まる、ロシア・ワールドカップのアジア最終予選に向けて、意気込みを。
「初戦の相手UAEは、スペインで1か月ほどキャンプをしていますが、僕らはホームだし、波に乗るためにも絶対に勝たないと。この初戦が一番大事で、引き分けもダメです。アジアカップで対戦した時、UAEで巧いなと感じたのがオマル(・アブドゥルラフマン)。テクニックがあるだけじゃなく、身体も張れる。警戒は必要ですが、そんな相手を初戦できっちり叩きたいですね」
――どんな点にアジア予選の厳しさを感じますか?
「やはり難しいのはアウェーでの試合ですね。特に中東の国には独特の雰囲気がありますし、長距離移動も強いられます。今回で言えば、UAEにサウジアラビア、そしてイラク。どこも侮れないですね。厳しい戦いが待っていると思います」
――ただ一方で、もはや日本はワールドカップに出場して当然、という空気もあります。
「僕も出て当然だと思いますよ。海外で活躍する選手も多いですし、そう見られるのは嬉しいこと。それをプレッシャーに感じず、普段どおりの戦いをすれば大丈夫でしょう」
――本番のロシア・ワールドカップまではあと2年です。日本がこれから成長し、世界と互角に戦うためには何が必要でしょう?
「それぞれのクラブで、僕たち選手が経験を重ね、成長していくしかないと思います。欧州組だけでなく、Jリーグでもやれることはたくさんある。全員が日々、高い意識を持って取り組むことが、代表の強化にもつながるはずです。揃って練習できる時間は少ないですからね。あとは頭の柔軟性。クラブと代表のスイッチを上手く切り替えられるかどうかも、重要になってくると思う」
取材・文:豊福 晋(サッカーライター)