前日練習では、浅野と南野が別メニュー調整だったが、ともにスタメン入り。
手倉森ジャパンはコロンビア戦で4-4-2を採用した。「(4-4-2のほうが)一人ひとりの役割がはっきりして、守備がハマっていた」と原川が話すように、積極的な姿勢を貫くのであれば、慣れ親しんだ同システムの継続が濃厚。おそらく4-4-2のミラーゲームになるだろう。
中2日でスウェーデン戦を迎えるとあって、「連投する選手とテコ入れするところがあると思います」(手倉森監督)。スタメン4人を入れ替えたコロンビア戦同様、この試合でもメンバー変更はありそうだ。
守備陣から見て行くと、自信を回復させるために敢えてテコ入れしなかった最終ラインはそのままで臨むと予想する。しかし、左SBの藤春はコロンビア戦終盤に運動量が大きく落ちて途中交代し、今大会で唯一出場機会がない岩波もチャンスを狙っている。亀川を右で使って室屋を左に回す、植田―岩波のCBコンビを復活させる起用もあるかもしれない(※スウェーデン戦のスタメンは、右サイドから室屋、塩谷、植田、亀川となった)。
GKに関して、手倉森監督はコロンビア戦後「お前(櫛引)にも自信を回復させるチャンスを絶対に与えるという話をしている」と選手へのアプローチを明かした。中村のパフォーマンスも決して悪くないが、指揮官の言葉に倣うなら、最終予選を含めてチームの守護神として君臨してきた櫛引にゴールマウスを託すだろう(※GKは結局、コロンビア戦に続き中村が起用された)。
中盤、2トップは、前日練習で浅野と南野が別メニュー調整(浅野は右足かかとの打撲、南野は右足首痛)だった点が多少影響するかもしれない。コロンビア戦で途中出場した大島と南野のコンビをスタメンに戻す流れではあるものの、負傷の程度によっては南野ではなく、矢島を“連投”させる可能性も出てくるか(※中盤はボランチに遠藤、大島、両翼は右に南野、左に中島)。
前の試合でスーパーミドルを決めた中島は、得点を奪いに行くうえで外せないオプションだろう。2トップは、浅野を勝負所まで温存させる意味も含めて、興梠と鈴木の組み合わせではないか(※2トップはコロンビア戦に続き、興梠と浅野の組み合わせ)。
3試合で大会を終えてしまうのか、それとも前回大会に引き続き、決勝トーナメント進出を果たすのか。日本国民の想いを乗せて戦ってほしい。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト特派)
中2日でスウェーデン戦を迎えるとあって、「連投する選手とテコ入れするところがあると思います」(手倉森監督)。スタメン4人を入れ替えたコロンビア戦同様、この試合でもメンバー変更はありそうだ。
守備陣から見て行くと、自信を回復させるために敢えてテコ入れしなかった最終ラインはそのままで臨むと予想する。しかし、左SBの藤春はコロンビア戦終盤に運動量が大きく落ちて途中交代し、今大会で唯一出場機会がない岩波もチャンスを狙っている。亀川を右で使って室屋を左に回す、植田―岩波のCBコンビを復活させる起用もあるかもしれない(※スウェーデン戦のスタメンは、右サイドから室屋、塩谷、植田、亀川となった)。
GKに関して、手倉森監督はコロンビア戦後「お前(櫛引)にも自信を回復させるチャンスを絶対に与えるという話をしている」と選手へのアプローチを明かした。中村のパフォーマンスも決して悪くないが、指揮官の言葉に倣うなら、最終予選を含めてチームの守護神として君臨してきた櫛引にゴールマウスを託すだろう(※GKは結局、コロンビア戦に続き中村が起用された)。
中盤、2トップは、前日練習で浅野と南野が別メニュー調整(浅野は右足かかとの打撲、南野は右足首痛)だった点が多少影響するかもしれない。コロンビア戦で途中出場した大島と南野のコンビをスタメンに戻す流れではあるものの、負傷の程度によっては南野ではなく、矢島を“連投”させる可能性も出てくるか(※中盤はボランチに遠藤、大島、両翼は右に南野、左に中島)。
前の試合でスーパーミドルを決めた中島は、得点を奪いに行くうえで外せないオプションだろう。2トップは、浅野を勝負所まで温存させる意味も含めて、興梠と鈴木の組み合わせではないか(※2トップはコロンビア戦に続き、興梠と浅野の組み合わせ)。
3試合で大会を終えてしまうのか、それとも前回大会に引き続き、決勝トーナメント進出を果たすのか。日本国民の想いを乗せて戦ってほしい。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト特派)

8月10日発売号のサッカーダイジェストは、「プロフットボーラ―の育て方」を特集。自分の子どもをプロフットボーラ―に育てるなら、どんなルートがあり、どれだけの費用が必要で、またキャラクター(性格)によって育成法は異なるのか。そうした疑問にお答えする特集になっています。インタビューは、中村俊輔選手と和泉竜司選手。さらに中村憲剛選手、大谷秀和選手が子育て論を展開しています。クラブダイジェストはガンバ大阪で、「夏の移籍まとめ」としてJ1&J2全40クラブの補強動向も掲載しています。