耐え忍ぶ展開を覚悟しなければいけないのは確か
「彰悟君と自分? 中と外はお互いにどっちでもできるんじゃないですか。監督の好みですね」と渡辺も話していたが、谷口がセンターで渡辺が右、あるいはその逆でも十分にやれそうだ。
彼らがどういう並びで陣取ったとしても、真っ先にやらなければいけないのは、行くべき時と引く時を明確にして、チーム全体の意思統一を図ること。カタールW杯のドイツ戦やスペイン戦のように、ボール保持率が30%を切る可能性すらあるが、渡辺はある意味、ベタ引きで勝ち切る術を見出すことも重要だと考えている様子だ。
「最初から引くのか、それとも今まで通り15~20分は前からハメに行って、高い位置で取れたらショートカウントを狙うのかっていうところは、僕には分からない。ただ、下げる時間があっても、それこそカタール・ワールドカップでもそうでしたけど、ショートカウンターを狙う戦い方は、絶対に次のワールドカップでもやるんで、次のブラジルはそれを想定するうえで、すごく良い相手。ワールドカップ前に一回やっておくのは、自分個人としてはありだと思っています」
彼らがどういう並びで陣取ったとしても、真っ先にやらなければいけないのは、行くべき時と引く時を明確にして、チーム全体の意思統一を図ること。カタールW杯のドイツ戦やスペイン戦のように、ボール保持率が30%を切る可能性すらあるが、渡辺はある意味、ベタ引きで勝ち切る術を見出すことも重要だと考えている様子だ。
「最初から引くのか、それとも今まで通り15~20分は前からハメに行って、高い位置で取れたらショートカウントを狙うのかっていうところは、僕には分からない。ただ、下げる時間があっても、それこそカタール・ワールドカップでもそうでしたけど、ショートカウンターを狙う戦い方は、絶対に次のワールドカップでもやるんで、次のブラジルはそれを想定するうえで、すごく良い相手。ワールドカップ前に一回やっておくのは、自分個人としてはありだと思っています」
こう話す渡辺らは、パラグアイ戦後にどういう守り方がいいのかを熱心に議論したという。話し合いの結果を守備担当の斉藤俊秀、長谷部誠の両コーチが吸い上げ、森保監督に伝えて、最終的なライン設定を決めていくと見られるが、ブラジル相手には耐え忍ぶ展開を覚悟しなければいけないのは確かだ。
9月のメキシコ戦(0-0)を含めれば、2026年W杯出場国を相手に、直近3試合で勝てていないという厳しい現実を踏まえて、どうすれば強豪相手に守り切れるのか、勝ち切れるのかを真剣に模索することが、今の日本代表には強く求められているところだ。
渡辺を中心に、ベテランの谷口や新鋭の鈴木淳らも加わりながら、鉄壁の守備システムを構築すること。前との連動性を引き上げること。残り2日間の準備期間ではそこに全力を投じるべきだ。とにかく次のブラジル戦は、8か月後の本大会に向け、手応えを得られる一戦にしてほしい。
取材・文●元川悦子(フリーライター)
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渡辺を中心に、ベテランの谷口や新鋭の鈴木淳らも加わりながら、鉄壁の守備システムを構築すること。前との連動性を引き上げること。残り2日間の準備期間ではそこに全力を投じるべきだ。とにかく次のブラジル戦は、8か月後の本大会に向け、手応えを得られる一戦にしてほしい。
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