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金田喜稔がコロンビア戦を斬る!「0-2のビハインドから勝利を諦めず、誰ひとりとして集中力を欠かなかった」

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェスト編集部

2016年08月08日

今日のように戦えていたら、きっと勝利の女神は微笑んでくれる。

チームの良さは、誰もサボらないこと。スウェーデン戦でも武器となる“コンパクトネス”を保って、前線からの連動した守備でボールを奪い取りたい。JMPA/小倉直樹

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 浅野や興梠が前線からプレスに行ったけど、遠藤と井手口がその動きに連動してインターセプトを狙えていた。ルーズボールを奪取する力は日本のほうが断然あった。日本の求めていたサッカーをピッチ上で出せていたからこそ、コロンビア戦は勝たせてあげたかった。
 
 ナイジェリアは日本、スウェーデンに連勝して勝点を6まで伸ばして勝ち抜けを決めた。3戦目となるコロンビア戦ではメンバーを落とすかもしれないけど、どうであれ日本はスウェーデンに勝つことが大前提になる。
 
 改めて言うけど、今回のチームの良さは誰もサボらないこと。一人ひとりが“コンパクトネス”を保つために運動量を落とさないで出し切る。それぞれがそれぞれの特長を引き出すために、全員で汗をかけるチームなんだ。
 
 だからこそ、まずはしっかり回復させることが大切。勝ち負けを除いて、グループBで日本のコンディションが一番いいよ。スウェーデンに勝てば勝点4で2位抜けの可能性が残っているんだから、0-2から追いついた今日のゲームを無駄にしちゃいけない。
 
 スウェーデン戦の鍵は、今回と一緒。今までやってきたサッカーを全員が再確認して、そのうえで先制点を取れれば言うことない。ただ、相手だって同じことを考えているわけで、駆け引きもしなきゃいけないかもね。
 
 最終ラインを安易に下げない。裏のスペースはGKに任せる、みたいな覚悟があったっていい。そのうえで前線からプレスに行って、ふたり目、三人目でボールを奪って、カウンターという作戦もあるだろうし、パスワークが上手いから、緩急をつけて攪乱する手もある。
 
 なんにせよ、局面で身体を張れるか。攻撃では「絶対にボールを取られない」、守備では「絶対にボールを奪う」。その覚悟が得点につながるんだ。大丈夫。今日のように戦えていたら、きっと勝利の女神は微笑んでくれるよ。
 

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