2トップは興梠と鈴木の組み合わせか。
先述した通り、手倉森監督は8月6日の練習で4-4-2を採り入れた。その後の囲み取材で、システムについて問われた際にも「2試合でしかオーバーエイジが融合していないから、いろんな形をやり続けている」と話しており、4-3-3からの変更はほぼ確実と見ていいだろう。
中2日でコロンビア戦を迎えるとあって、気になるのは選手起用である。「出続ける選手もいるでしょうけど、変えるところは変える」「対コロンビアに利くオーダーで入っていく」という指揮官の言葉をヒントとするならば、何人かスタメン変更はありそうだ(※スタメンは初戦から4名を入れ替えた)。
最も注目なのは、CBに誰を選択するか。ナイジェリア戦で3失点に絡んだ塩谷に変えて岩波拓也を起用することも考えられるが、前日練習で、岩波が厳しい表情で真っ先に会場を後にした光景を見ると、引き続き植田と塩谷のコンビとなるのかもしれない(DF陣は、ナイジェリア戦と同一メンバーとなった)。
GKはブラジル戦でキレのある動きを見せていた中村だろう。5失点しても櫛引に対する指揮官の信頼度は依然として高いが、「与えた失点があるから、そこはテコを入れたいなと思っている」と話しており、所属クラブでレギュラーを張る男の鋭いセーブに期待したい(※GKは櫛引に代わり中村が先発)。
基本的に、最終ラインと中盤の顔ぶれは変えないと予想する。ただし、手倉森監督は「ボールに行ける、前に出て行ける、ビビらない姿勢でいかないと、世界はなかなか勝たせてくれない」と積極的な守備を説いており、場合によってはSBに亀川、中盤に井手口とフレッシュな選手を入れることもあるかもしれない(※ボランチには大島に代わって、井手口を起用)。
2トップは興梠と鈴木か。練習では「興梠―浅野」「鈴木―オナイウ」の組み合わせだったが、まずは0-0でゲームを推移させ、後半勝負のゲームプランを考えると、浅野はスーパーサブ起用が濃厚。ナイジェリア戦で鮮やかな切り返しからゴールを陥れた鈴木が、先発に名を連ねても不思議はない(※2トップは、興梠と浅野の組み合わせとなった)。
手倉森ジャパンは、勝点3を課せられたコロンビア戦を制することができるか。五輪の大舞台で真価が問われる。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト特派)
中2日でコロンビア戦を迎えるとあって、気になるのは選手起用である。「出続ける選手もいるでしょうけど、変えるところは変える」「対コロンビアに利くオーダーで入っていく」という指揮官の言葉をヒントとするならば、何人かスタメン変更はありそうだ(※スタメンは初戦から4名を入れ替えた)。
最も注目なのは、CBに誰を選択するか。ナイジェリア戦で3失点に絡んだ塩谷に変えて岩波拓也を起用することも考えられるが、前日練習で、岩波が厳しい表情で真っ先に会場を後にした光景を見ると、引き続き植田と塩谷のコンビとなるのかもしれない(DF陣は、ナイジェリア戦と同一メンバーとなった)。
GKはブラジル戦でキレのある動きを見せていた中村だろう。5失点しても櫛引に対する指揮官の信頼度は依然として高いが、「与えた失点があるから、そこはテコを入れたいなと思っている」と話しており、所属クラブでレギュラーを張る男の鋭いセーブに期待したい(※GKは櫛引に代わり中村が先発)。
基本的に、最終ラインと中盤の顔ぶれは変えないと予想する。ただし、手倉森監督は「ボールに行ける、前に出て行ける、ビビらない姿勢でいかないと、世界はなかなか勝たせてくれない」と積極的な守備を説いており、場合によってはSBに亀川、中盤に井手口とフレッシュな選手を入れることもあるかもしれない(※ボランチには大島に代わって、井手口を起用)。
2トップは興梠と鈴木か。練習では「興梠―浅野」「鈴木―オナイウ」の組み合わせだったが、まずは0-0でゲームを推移させ、後半勝負のゲームプランを考えると、浅野はスーパーサブ起用が濃厚。ナイジェリア戦で鮮やかな切り返しからゴールを陥れた鈴木が、先発に名を連ねても不思議はない(※2トップは、興梠と浅野の組み合わせとなった)。
手倉森ジャパンは、勝点3を課せられたコロンビア戦を制することができるか。五輪の大舞台で真価が問われる。
取材・文:小田智史(サッカーダイジェスト特派)