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ジーコ、長友佑都、2020年の川崎、Jと母国リーグの違い…「ずっと考えて日本サッカーを取材している。生きている間に見たい」のは?【ブラジル人記者インタビュー】

カテゴリ:日本代表

有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)

2025年09月07日

「ナガトモが代表に選ばれているのは、私は…」

インタビュー後、Jリーグの取材ノートを見せてくれた。メモでびっしりだった。写真:塚本侃太(サッカーダイジェスト写真部)

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――近年のJリーグの特徴として、連覇中のヴィッセル神戸に代表されるように、海外から日本に戻ってきたベテランの活躍があります。中でもFC東京に復帰した長友佑都選手は、今なお日本代表に選ばれています。彼の存在はどう見ていますか?

「彼の価値はピッチの外にある。選手として、彼はもう残念ながら日本代表のレベルではないんだけど…日本代表ではトルシエジャパンからずっとそのような存在がいましたね。2002年の時はアキタ(秋田豊)とナカヤマ(中山雅史)。ベテランの存在が大事になる。その後はカワグチ(川口能活)やカワシマ(川島永嗣)。

 選手をモチベートするのも大事だと思います。最近はワールドカップに行ける選手の枠が広がった。ナガトモが代表に選ばれているのは、私は賛成です」
 
――日本サッカーを2010年から見始めて、1番印象に残っているシーンは?

「川崎フロンターレの成長です。川崎のスタイルが好きになりました。カザマ(風間八宏)監督の時代には、面白いサッカーをやっていたけど、失点が多すぎました。でもオニキ(鬼木達)監督がチームを引き継いでから守備を修正して、攻撃のスタイルは続きましたね。

 特に2020年の川崎フロンターレがすごく面白かったです。ブラジルと日本は12時間の時差があるので、Jリーグの試合をリアルタイムで見るのは難しいですが、『川崎の試合だから見る価値がある』と思っていました。特にミトマ(三笘薫)がすごく活躍していて、とても印象的です」
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