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安藤の不参加でE-1組は6人。欧州組との熾烈な競争で生き残れるか。手薄な守備陣で荒木、望月は注目すべき存在【日本代表】

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2025年09月02日

国内組の底上げが、欧州組には良い刺激に

移動と時差が伴う2連戦。手薄な守備陣で荒木に出番はあるか。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

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 5大会連続のW杯出場を目ざす長友は、左ウイングバックの序列的にはやや厳しいと見られる。が、最近のJリーグでのパフォーマンスが目覚ましく向上。本人も「全盛期のインテル時代の7割まで来ている」と自信を見せており、今の長友が強豪相手に爪痕を残せるかを見極めるのは有益なことだろう。森保監督がどのような判断を下すか分からないが、ぜひとも思い切ったトライを求めたい。

 一方、攻撃陣で唯一の国内組である細谷真大(柏)は、ジョーカー的な起用になりそうだ。本人も8月31日の福岡戦後に「今回はフォワードの人数が多いと感じました」と話していたが、上田綺世(フェイエノールト)を筆頭に、欧州組は所属クラブで先発に定着し、実績を残している面々が揃っている。

 ただ、今季の細谷は柏でも途中出場で流れを変える役割を担っていて、短時間でも結果を出すことができるようになっている。動き出しの速さや前線からの守備、相手を背負ってタメを作る動きなども磨きがかかった印象で、状態は間違いなく上向きだ。

 その起用法で結果を残せることを証明できれば、今後の生き残りへの道も開けてくるかもしれない。パリ五輪世代のエースの意地を今こそ見せてもらいたい。
 
 大迫、早川友基(鹿島)の2人は出番があるかどうか微妙な情勢と言わざるを得ない。ただ、2試合でGKを変更するという考えが指揮官にあるならば、大迫がアメリカ戦に抜擢される公算が大だ。

 E-1の韓国戦に象徴される通り、最近の大迫はここ一番の反応の鋭さ、判断力、守備全体のマネジメントがかなり良くなっている印象だ。欧州5大リーグで主力を張っている鈴木彩艶(パルマ)に比べると、国際経験値で劣るものの、この2連戦で確固たる存在感を示せれば、鈴木との併用という道筋も見えてくるかもしれない。

 そうやって国内組が底上げを図ることで、欧州組には良い刺激になる。彼らに強い危機感を与える意味でも、今回の6人の一挙手一投足が重要になってくる。森保監督には、「世界における立ち位置」を彼らに実感させる機会を作ってほしいものである。

取材・文●元川悦子(フリーライター)

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